1549年に伝来したキリスト教の布教と受容の過程は、苦難と忍従の歴史として展開した。
本書は、広く世界史的視野にたち、イエズス会の創設から戦後の信教の自由が保証されるまでを、最新の研究成果を踏まえ原史料を駆使しながら、政治権力との対応や教会・信徒の動向などを詳述した、日本キリスト教史の決定版である。
第1章 キリシタン史理解のために
第2章 イエズス会創設と東洋布教
第3章 キリスト教の伝播と初期布教
第4章 キリシタン布教体制の確立
第5章 伴天連追放令とキリシタン教界
第6章 幕藩体制社会とキリシタン教界
第7章 近代日本とキリスト教
"092 日本キリスト教史" の最低購入数は 1 です.
戦国大名の妻女はなぜ禁制のキリシタンになったのか。
自ら大名の家系に産まれ、細川ガラシャを始め多くの名流夫人をキリシタンに導き、高山右近らとルソンに流された日本初の女子修道会創設者の波乱の生涯。
"【取り寄せ】ひと粒の麦 内藤ジュリヤの生涯" の最低購入数は 1 です.
弾圧に耐え、“隠れキリシタン”が大切に伝えてきたものはキリスト教ではなかった。
長崎県各地の現地調査を通してオラショや諸行事に接し、彼らが本当に祈り続けてきたものを探り、日本民衆のキリスト教受容に迫る。
1 カクレキリシタン誕生(日本人とキリスト教の出会い/潜伏キリシタンとカクレキリシタンの発生/信仰の継承とその組織)
2 オラショと行事(カクレキリシタンの祈り──オラショ/カクレキリシタンの行事/お授け(洗礼)と房し方(葬式))
3 信仰の実像(信仰の本質とその仕組み/どんな神様を拝んでいるのか/なぜキリスト教信徒数は増えないのか)
"【取り寄せ】カクレキリシタンの実像 日本人のキリスト教理解と受容" の最低購入数は 1 です.
"【取り寄せ】キリシタンと出版" の最低購入数は 1 です.
キリシタンの多岐にわたる翻訳の試みのうちには、異文化の出会う十字路で魂をめぐってせめぎ合う戦略のさまざまなかたちが刻み込まれている。
その言語・文化・歴史にわたる精神のドラマをこそ読みとるとこ、その遠い反響をも聴きとること。
キリシタン文献を文学研究の視覚から読みなおし未踏の領域を切り拓いてきた成果を集成する。
"【取り寄せ】キリシタンと翻訳 異文化接触の十字路" の最低購入数は 1 です.
大航海時代に日本にもたらされたのは、鉄砲とキリスト教だけではなく、音楽を含むヨーロッパの文物であった。
当時の日本人は強い好奇心をもってこれを利用し、楽しんだ。
天正19年(1591年)、豊臣秀吉は、ローマから帰ってきた少年使節の奏する西洋の音楽を大いに喜んだ―
ザビエルのもたらした宗教、そして音楽。
第1章 ザビエルの右手
第2章 西洋音楽の始まり
第3章 日欧音楽比較
第4章 少年たちの歌ごえ
第5章 神学校の音楽教育
第6章 少年の音楽使節
第7章 秀吉のアンコール
第8章 慶長十年のグレゴリオ聖歌
第9章 殉教する西洋音楽
第10章 四百年のオラショ
"【取り寄せ】キリシタンと西洋音楽" の最低購入数は 1 です.
己の信念を曲げず6万石を放棄した大名がいた。
織田信長・豊臣秀吉に仕え、徳川家康・前田利家と同じ時代に生きたキリシタン大名高山右近の生涯は、波乱に満ちた人生であった( あとがきより)。
400 年前の全国の高山右近ゆかりの地を探し歩いて写真におさめた写真集である。
"【取り寄せ】キリシタン大名 高山右近の足跡を歩く ゆかりの地写真集" の最低購入数は 1 です.
政宗が使節団に託した最高機密事項とは。
日本のキリスト教徒たちの悲願は、政宗が将軍になることだった…。
メキシコ、スペイン、イタリア。
17世紀の海外文書が暴く驚愕の真実。
プロローグ 江戸時代初期における日本の対外貿易およびキリシタン政策
第1章 伊達政宗の遣欧使節派遣の計略
第2章 江戸におけるキリシタン迫害と「訪欧使節団」派遣の狙い──政宗、火刑寸前のソテロ神父を救出
第3章 支倉とソテロ、スペインとの外交交渉に苦辛──国王陛下に請願した事項はすべて却下される
第4章 支倉、政宗の名代としてローマ教皇に服従と忠誠を誓う──使節一行がローマを訪れた目的とは
第5章 幻のキリシタン将軍伊達政宗──使節一行がローマ教皇に請願した事柄に対する回答文書から
第6章 使節一行、ローマを出発し、スペインへ戻る──困窮状態に陥り、ソテロ、ジェノバから国王陛下に旅費の援助を求める
第7章 政宗が夢見た「キリシタン帝国」とは──三十万人以上のキリシタンと手を結び、討幕を企てる
第8章 政宗謀叛説を傍証する「東奥老士夜話」──幕府軍による仙台征伐に対する開戦時の「御内試」、邀撃、防御作戦
第9章 政宗、領内のキリシタン弾圧に踏み切る──キリシタン擁護者から弾圧者に変貌
エピローグ ルイス・ソテロ神父のローマ教皇宛て書簡に対する異端審問委員会長官ドン・イバン・セビスコ博士の覚書
"【取り寄せ】キリシタン将軍 伊達政宗" の最低購入数は 1 です.
江戸時代初期。
飢饉と重い年貢に苦しむ農民たちと、迫害されるキリシタンのために、少年・四郎は一揆の総大将となる──!!
"【取り寄せ】コミック版日本の歴史42 天草四郎" の最低購入数は 1 です.
摂津国高槻城主・高山右近は、織田信長や豊臣秀吉に仕えながら、キリスト教の教えを守り続ける。
キリシタン大名の波乱の生涯!!
"【取り寄せ】コミック版日本の歴史49 戦国人物伝 高山右近" の最低購入数は 1 です.
"【取り寄せ】ホスピスと老人介護の歴史" の最低購入数は 1 です.
"【取り寄せ】写真集 長崎の教会" の最低購入数は 1 です.
加賀藩の客将として金沢城修築などに携わったキリシタン武将の後半生に迫った。
右近は2015年が没後400年にあたり、ローマ教皇庁による「福者」(聖人の前提となる位)認定に期待がかけられており、その功績にスポットを当てた一冊となっている。
右近は織田信長や豊臣秀吉に重用されたが、信仰を貫いたため大名の地位を奪われた。
前田家に招かれ、金沢に26年間在住し布教と城下の防御施設「惣構(そうがまえ)」の設計などに尽力したが、禁教令により国外に追放されマニラで没した。
本書は、ゆかりの地を綿密にめぐり、資料が少なく謎に包まれた右近の後半生を掘り起こした北國新聞連載をまとめた。
(オールカラー)
"【取り寄せ】加賀百万石異聞 高山右近" の最低購入数は 1 です.
"【取り寄せ】天皇とキリシタン禁制 「キリシタンの世紀」における権力闘争の構図" の最低購入数は 1 です.
"【取り寄せ】小西行長伝" の最低購入数は 1 です.
明治はじめ、長崎の浦上で信仰を守りつづけてきた隠れキリシタンたちは、罪人として捕えられ、きびしい迫害をうけた。
農家の娘たみと、浮浪児千吉の数奇な運命を軸に、西日本各地へ送られた人びとの〈旅〉を描く歴史小説。
"【取り寄せ】岩波少年文庫 浦上の旅人たち" の最低購入数は 1 です.
"【取り寄せ】岩波新書 戦国と宗教" の最低購入数は 1 です.
16世紀の戦国末期に、人口1000万人にも満たない日本列島でわずか数十年の間に30万から40万の信徒を獲得し、秀吉や江戸幕府が無視できぬほどに成長したキリシタン宗団の興隆はなぜ可能だったのか?
著者はこの問いに応え、日本古来の複合的多神崇拝とは異質なキリスト教の受容を可能にした、戦国末に固有な宗教土壌を宗教社会史の視点から分析するとともに、集団行動に映し出された個人の心の表現を「魂不滅論」や「こんちりさんのりやく」など一次資料を通して思想史的に明らかにすることにより、民衆の側からのキリシタン史見直しと近世史における新たな位置づけを試みた。
15世紀に中興の祖蓮如により再興された真宗本願寺派、戦国大名に比肩する努力を擁して全盛期を迎えていた。
本書は真宗教団の活動と対比しつつキリシタン固有の展開を立体的に考察する。
両者に共通することは、下からの「信仰共同体」である〈コンフラリヤ〉や〈道場〉を組織し、領国支配を超越して全国的規模のネットワークを展開したことと、信仰対象としての唯一の神デウスと阿弥陀-仏など「主神崇拝」的信仰形態という日本の宗教史上際だった特徴を示したことである。
本書は北半球の気候変動により日本や西洋を襲った飢餓や疫病など世界史的な視点をも導入し、16、17世紀のキリシタン現象がもつ歴史的射程を見事に描いて、研究史上に新たな1ページを開いた記念碑的作品である。
"【取り寄せ】戦国宗教社会=思想史 キリシタン事例からの考察" の最低購入数は 1 です.
江戸幕府に一大衝撃を与えた百姓の蜂起、キリシタン一揆と喧伝された島原の乱。
彼らはなぜ蜂起し敗れたか。
島原・天草の宣教の実態や原城跡発掘成果から一揆の背景と経過をたどり、“敗者”キリシタンの実像に迫る。
プロローグ キリシタンと一揆
1 原城跡発掘から見えるもの
2 島原におけるキリシタン
3 天草におけるキリシタン
4 島原の乱と百姓とキリシタン
エピローグ 島原の乱と潜伏キリシタン
"【取り寄せ】敗者の日本史14 島原の乱とキリシタン" の最低購入数は 1 です.
禅僧から改宗、キリシタン全盛の時代にイエズス会の理論的主柱として活躍するも、晩年に棄教。世界に先駆けて東西の宗教を知性で解体した男は、宗教の敵か、味方か?その宗教性と現代スピリチュアリティとの共通点とは?はたしてハビアンは日本思想史上の重要人物か-。謎多き生涯と思想から、日本人の宗教心の原型を探る。現役僧侶による画期的論考。
"【取り寄せ】新潮選書 不干斎ハビアン 神も仏も棄てた宗教者" の最低購入数は 1 です.
キリスト教の招来した思想と技術は、日常生活はもとより医療・教育・芸術などあらゆる分野に及び、日本の生活規範に影響を与え生き続けている。
ザビエルの宣教に始まる進展と迫害の歴史を、人の一生に見立てて叙述。
"【取り寄せ】日本歴史叢書 キリシタンの文化" の最低購入数は 1 です.
日本とヨーロッパ、出会いの歴史をめぐる物語
16世紀半ばに日本にキリスト教が伝えられてから、江戸幕府による鎖国に至るまでのキリスト教の歴史を「キリシタン史」という。
東西が出会ったこの時代、キリスト教はいかに伝えられ、布教され、そして迫害されたのか。
当時の史料に立脚したキリシタン史研究を、通史的に学べる入門書。
"【取り寄せ】概説キリシタン史" の最低購入数は 1 です.
構想三〇年、著者のライフワーク書き下ろし小説。
キリシタン迫害が激化する江戸初期、大分でキリシタンの両親のもとに生まれたペトロ岐部カスイは、エルサレムを目指す。
ある時は水夫として海を往き、また ある時は駱駝曳きとして隊商に雇われ砂漠を踏破する。
それはイエスの奇跡を実感するため、聖書ゆかりの土地を巡礼する旅であった。
五年をかけて、ペトロ岐部はついにローマに辿り着き、イエズス会の司祭となる。
そして、宣教のため、死の危険が待つ日本を目指し船に乗った。真の殉教者の生涯を描き、信仰の最奥に迫る壮大な物語。(帯より)
"【取り寄せ】殉教者" の最低購入数は 1 です.
"【取り寄せ】活版印刷紀行 キリシタン印刷街道/明治の印刷地図" の最低購入数は 1 です.
"【取り寄せ】海路 第8号 海からの視座で読み直す九州学 特集:キリスト教の到来" の最低購入数は 1 です.
"【取り寄せ】海路 第9号 海からの視座で読み直す九州学 特集:九州とキリシタン" の最低購入数は 1 です.
中世の西海地域(西彼杵半島とその周辺)は、ブランド品の石鍋を中心に活気溢れる最先端の地であった…!?
キリシタン・南蛮貿易など歴史的な話題に満ちた魅力的な地域の過去を掘り起こし、研究の意義と、地域社会の活性化の道を探る。
多数の写真と図版で編む!
1 モノから見た中近世の西海地域(中世石造物から見た西肥前──西海地域の歴史像/滑石製石鍋の生産・流通──中世西海地域の特産品 ほか)
2 西海地域の諸相(中世東アジアの中の西海地域──倭寇的世界とキリシタン・南蛮貿易/大村氏と西海地域 ほか)
"【取り寄せ】石が語る西海の歴史 倭寇とキリシタン世界を読み直す" の最低購入数は 1 です.
"【取り寄せ】福岡とキリスト教 ザビエルから現代までの変遷を追って" の最低購入数は 1 です.
これまでキリシタンの遺跡・遺物についての考古学的手法を用いた調査研究例は非常に少なく、京都を舞台とした濱田耕作氏によるキリシタン墓碑の研究 と森浩一氏による南蛮寺跡の発掘調査以降、長い停滞期に入り、研究を進めるうえでの事例不足が問題であった。
しかし2000年前後より長崎・サント・ドミ ンゴ教会跡と原城跡、大阪・高槻城キリシタン墓地、大分・府内大友館跡、東京都千代田区・東京駅八重洲北口遺跡キリシタン墓地などにおいてキリシタン墓や 関連遺物の出土が相次いでおり、キリシタン文化の考古学的検証を進める条件が整いつつある。
したがって本書ではキリシタン文化の考古学的研究の軌跡を概観するとともに、諸々のキリシタン遺物の検証を試みて日本におけるキリスト教文化の実態を明らかにしたい。(本書「はじめに」より)
著者は、上智大学キリシタン文化研究会会員。
"【取り寄せ】考古調査ハンドブック8 キリシタン考古学 キリシタン遺跡を掘る" の最低購入数は 1 です.
江戸中期、長崎・生月島。
飢餓で苦しむ領民のために、勇魚漁に取り組み、企業の近代経営の礎をつくった男たちと、隠れキリシタンの悲劇を描き出す。
"【取り寄せ】西海のうねり" の最低購入数は 1 です.
南蛮より伝来した鉄砲とキリスト教は、戦国の社会に大きな影響を与えた。
信長・秀吉と天皇の関係、織豊政権下の武将、民衆や文化に光を当て、「近世のあけぼの」を描き出した名著。
書き下ろしの「終章」を増補。
概観 近世のあけぼの
1 キリシタンの世紀
2 信長・秀吉と天皇
3 織豊政権下の武将像
4 民衆から見た時代の様相
5 文化の伝統と断絶
終章 死生観をめぐって
"【取り寄せ】読みなおす日本史 鉄砲とその時代" の最低購入数は 1 です.
あす吹く風は、どこからどこへ。黒田官兵衛、ジョアン、細川ガラシャ、織田秀信――
伴天連追放令下、「かなわぬ夢」と「かなえてはならない夢」のはざまで生きた人々の思い。
キリシタン受難の時代を、気鋭がダイナミックに描く。
秀吉の懐刀・黒田官兵衛、キリスト教の教義を官兵衛に教えた日本人修道士・ジョアン、キリシタンの象徴的存在・細川ガラシャと、その侍女いと、キリシタンの天下人と望まれた岐阜中納言織田秀信らは、次々と追放や殉教という運命に翻弄されていった。
伴天連追放令下、キリシタンが次第に生きにくくなる時代を描く。
"【取り寄せ】講談社文庫 風の軍師 黒田官兵衛" の最低購入数は 1 です.
全員キリシタンから全員仏教徒へ
近世長崎キリシタンの栄光と悲劇の60年の歴史を余すところなく描き出す。
附考で長崎出土の花形十字文軒丸瓦の分類・出土地などから、その使用年代、キリスト教各会派による使用瓦の違い等を考察する。
"【取り寄せ】長崎キリシタン史 附考 キリスト教会の瓦" の最低購入数は 1 です.
十六世紀の大航海時代、キリスト教の世界布教にともない、宣教師が日本にもやってきた。
開明的なイエズス会士ヴァリニャーノは、西欧とは異なる高度な文化を日本に認め、時のキリシタン大名に日本人信徒をヨーロッパに派遣する計画をもちかける。
後世に名高い「天正少年使節」の四少年(クアトロ・ラガッツィ)である。
戦国末期の日本と帝国化する世界との邂逅を東西の史料を駆使し詳細に描く、大佛次郎賞受賞の傑作。
"【取り寄せ】集英社文庫 クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国 【上】" の最低購入数は 1 です.
四人の少年は、二年の歳月を経てヨーロッパへ到着する。
ラテン語を話す東洋の聡明な若者たちはスペイン、イタリア各地で歓待され、教皇グレゴリオ十三世との謁見を果たす。
しかし、栄光と共に帰国した彼らを待ち受けていたのは、使節を派遣した権力者たちの死とキリシタンへの未曾有の迫害であった。
巨大な歴史の波に翻弄されながら鮮烈に生きる少年たちを通して、日本のあるべき姿が見えてくる。
第31回大佛次郎賞受賞。
"【取り寄せ】集英社文庫 クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国 【下】" の最低購入数は 1 です.
新旧キリスト教の日本への覇権争いが、人々の純粋な魂を翻弄した江戸初期の島原。
鎖国迫る中、キリシタン大名の娘の真実を求める行動力が原城の天守閣を焼き払う。
宗教戦争と17世紀日本の関係に言及する歴史小説。
"【取り寄せ】黒い十字架" の最低購入数は 1 です.
愛と平和の人、永井隆博士が描く、長崎キリシタン最後の迫害物語。
信仰の人でもあった永井博士が、浦上キリシタンの堅い信仰に思いをはせながら描いた津和野の殉教者物語。
信徒たちは「サンタ・マリア様」に祈りながら、役人たちの執拗な責め苦にも屈することなく、一人、また一人と絶命していく。
幕末から明治期の激動の時代に、 浦上キリシタンたちを襲った「浦上四番崩れ」。
大浦天主堂での信徒発見から津和野への追放、棄教を迫る拷問、殉教、そして信仰の自由を勝ち取った後、浦上へ帰還するまでの浦上キリシタンの歴史が鮮明に描かれる。
"アルバ文庫 乙女峠 津和野の殉教者物語" の最低購入数は 1 です.
長崎県生月島で奇跡的に伝承されていたかくれキリシタンのオラショ(祈り)を探る著者の旅。
遠藤周作、小泉文夫、間宮芳生、海老澤有道、チースリク氏らとのダイアローグと著者のモノローグ。
"オラシヨ紀行 対談と随想 (オンデマンド版)" の最低購入数は 1 です.
日本画家・小山硬のキリシタンシリーズから19点。
その一点一点の作品に漂う深い信仰者の祈り。
そこにあるキリシタンの信仰の風景を物語風に綴る作家のまなざしは瞑想に誘う。
"キリシタンの祈り " の最低購入数は 1 です.
1549年のフランシスコ・シャヴィエルによる布教開始からわずか数十年の間に、キリシタンの宣教師たちと日本人信徒たちが、厚い翻訳の壁を乗り越えて花開かせたキリシタン南蛮文学の全貌をはじめて紹介する。
"キリシタン南蛮文学入門" の最低購入数は 1 です.
盛期40万といわれるキリシタンの歴史は謎に満ちている。
17世紀から破壊され、隠され、秘密にされたきた九州各地に散在するキリシタン遺跡群は、現代人に何を訴えているのでしょうか。
クリスチャンである芥川賞作家が現地を巡り歩き、秘められた歴史を発掘してゆく謎解きの旅のエッセイ。
"キリシタン史の謎を歩く " の最低購入数は 1 です.
信長、秀吉、家康と勝者は目まぐるしく変わり、自領を平和な「神の国」としたいと願いつつも次々に襲う苦難の中、キリシタンとしての誠実を貫きとおした右近は、信長に愛され、秀吉はじめ多くの大名の信頼を得ていた。
彼の人望と、武将としての力量を恐れた家康は、マニラに追放。
右近はその地で病没。
現代にいたるまで彼のすぐれた生涯はひろく知られており、カトリック教会はその遺徳をたたえ、列福・列聖調査を進めている。
"キリシタン大名 高山右近" の最低購入数は 1 です.
2002年、ドミニコ会ロザリオ管区は来日四百周年を記念し、そして2004年、キリシタン禁教令が撤廃されて後、1904年、再来日し、四国で福音宣教を開始した百周年を祝う。
近年、わが国で司祭の高齢化とともに司祭召命の減少が憂慮されているが、いつの時代でも邦人司祭の養成は重要なことである。
1549年、聖フランシスコ・ザビエルが来日して以来、イエズス会は各地にセミナリオやコレジヨを設立して優秀な邦人司祭の養成に努力してこられた。
1602年、ドミニコ会ロザリオ管区が島津家久の招きを受けて甑島に5人の宣教師を派遣したとき、すでにキリシタンに対する激しい迫害が始まっていた。
キリシタン禁教令下で、ドミニコ会ロザリオ管区は邦人司祭の養成に関してどのような取り組みをしてきたのであろうか。
これが本書の目指す要点である。
●主な目次 第一部 歴史的叙述 日本におけるドミニコ会邦司祭への召命の実情 マニラのサント・ドミンゴ修道院において五人の邦人司祭が誕生した次第 マニラのサント・ドミンゴ修道院に所属した邦人ドミニコ会士たち 日本人召し出しの促進 マニラにおいてドミニコ会修道者となった日本人の略歴 第二部 史料集(史料集1〜7)
"キリシタン時代の日本人ドミニコ会士" の最低購入数は 1 です.
あなたならどの道を選ぶか・・・
日本全国にあるキリシタン殉教の歴史を紐解く。
全国の殉教地を徹底取材し、流された血から 魂の声を聴いた感動の物語を53篇収録。
写真も150枚以上を掲載し、殉教の地に思いを馳せる。
"キリシタン殉教の道を辿る" の最低購入数は 1 です.
弾圧と破壊によって失われたキリシタンの栄光の歴史跡。
わずかに残るキリシタン遺跡も、今また開発によって姿を消しつつある。
芥川賞作家がキリシタンオタクのお仲間と、九州各地のキリシタン遺跡と、キリシタンたちが舟で行き来した島々を探訪。
埋もれた歴史を発掘する冒険の旅。
"キリシタン海の道紀行" の最低購入数は 1 です.
2008年11月、無数のキリシタン時代の殉教者を代表する188人が「福者」に列せられた。
本書は、米沢の53人の殉教者の生き様を渾身の絵と文で綴る殉教録。
武士の身分であったルイス甘糟右衛門を総親(リーダー)とする米沢教会の人々は、イエスの教えに従い、病人や貧しい人に奉仕し、愛徳の実践と祈りを欠かさなかった。
甘糟右衛門と家族、家来たち、そして多くの信仰篤いキリシタンたちが、地域の人々、処刑する役人たちからも尊敬され、惜しまれながら、神への愛のために殉教した、感動の実話。
(英文対訳付き)
"サムライたちの殉教 米沢1629・1・12" の最低購入数は 1 です.
250年にわたる厳しい弾圧に耐え、密かに信仰を伝えてきたキリシタンが名乗り出た日、1865年3月17日。
世界宗教史上の奇跡と言われるこの歴史的な出来事の場に居合わせたプチジャン司教とは?
150 年を経た今浮かび上がる、類いまれな人物像。
"パウロ文庫 サンタ・マリアの御像はどこ? プチジャン司教の生涯" の最低購入数は 1 です.
人は侮辱され、虐げられても心の自由や魂の輝きを保つことができるのだろうか。
今から400年前、豊臣秀吉の時代、京都や大阪、堺の町を引き回され、長崎・西坂の丘で十字架につけられて生命をささげた26人のキリシタンがいた。
その中には12歳、13歳の少年たちもいたが、明るく、神をたたえながら、喜んで死んでいった。
なぜこんなことが?
"パウロ文庫 二十六の十字架" の最低購入数は 1 です.
神田の古書店で手にした江戸の絵地図──。
そこから、細い、ときに太い糸を手繰るように、日本の歴史の隠されたできごとに迫る歴史探訪。
「都旧跡 切支丹屋敷跡」と記された一本の石碑から、ふしぎな世界にさかのぼる物語。
日本が固く国を閉ざしていた時代の江戸の町に、キリスト教の宣教師や信徒をとらえ厳重に隔離した牢屋敷があった。
そこでは、とらわれの人びとに、どのような生活があったのだろうか。
"パウロ文庫 江戸のキリシタン屋敷" の最低購入数は 1 です.
ときの権力者たちが一目置くほどの力をもちながら、あえて降りていく道をたどった戦国大名、高山右近。
その生涯をたどりながらキリシタンとしての生き方に迫る。
各章に歴史的出来事、人物などを解説、右近を知るための必携書。
"ユスト高山右近 いま、降りていく人へ" の最低購入数は 1 です.
「日本教徒」ハビアンの情熱と苦悩の生涯が伝える日本的な文化風土とキリスト教の出会い
伝統的な思想文化を吸収したのち、キリシタンの精神世界を通過することによって、至った境地―「江湖の野子」とは?
多様な表現であらわれる神の真理、その所在への「気づき」に導かれ至高のメッセージを求めて…
"不干斎ハビアンの思想 キリシタンの教えと日本的心性の相克" の最低購入数は 1 です.
有馬晴信(鎮純)を始めとする西国諸侯の改宗が相次ぐなか、竜造寺隆信は大村純忠を大村城から追放し、キリシタン宗門を掌握する。
竜造寺軍は更に有馬晴信の島原に侵攻。
有馬軍は、家久率いる島津軍の援けをえて、宗門の命運を賭し竜造寺軍と戦い、敵将隆信を敗死させる。
毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。
"中公文庫 完訳フロイス日本史10 大村純忠・有馬晴信篇 2 大村・竜造寺の戦いと有馬晴信の改宗" の最低購入数は 1 です.
関白側近黒田官兵衛の改宗、秀吉の九州征伐・伴天連追放令とキリシタン大名大友宗麟・大村純忠の死去、(千々石)ドン・ミゲルらの遣欧少年使節の帰国等々―。
重大事件があいつぐ天正十五年(一五八七)を中心に、動揺する西九州を描く。
"中公文庫 完訳フロイス日本史11 大村純忠・有馬晴信篇 3 黒田官兵衛の改宗と少年使節の帰国" の最低購入数は 1 です.
秀吉の弾圧と迫害の嵐のなか、着実にしかも強固に信仰の広がりを見せる、天草や島原等のキリシタンの姿を描く。
また日本で最初にイエズス会員に採用された日本人・ロレンソ修道士や有馬の教会での少年使節の祝賀式典を詳細に記す。
全12巻を通してのキリシタン年表付。
"中公文庫 完訳フロイス日本史12 大村純忠・有馬晴信篇 4 キリシタン弾圧と信仰の決意" の最低購入数は 1 です.
フロイスの日本史は、思いがけない視点に立った親知見あふれる新しい日本史―。
第六巻は、弥次郎との邂逅にはじまるザビエル来朝の経緯を記す。
また布教の拠点が山口から宗麟膝下の豊後に移り、布教がすすむ様子と、大友宗麟の周辺やキリシタン宗門を描く。
"中公文庫 完訳フロイス日本史6 大友宗麟篇 1 ザビエルの来日と初期の布教活動" の最低購入数は 1 です.
キリシタン嫌いの夫人を離別し新夫人を娶って、フランシスコの教名で改宗した大友宗麟は、キリシタンの理想郷を目ざし日向に進出する。
島津軍と合戦史上名高い耳川で戦い、敗れて豊後へ戻る…。
フロイスはこのころ、豊後で布教に従事しており、その記述は詳細をきわめる。
"中公文庫 完訳フロイス日本史7 大友宗麟篇 2 宗麟の改宗と島津侵攻" の最低購入数は 1 です.
島津軍に敗れた大友宗麟は、自ら大坂に関白秀吉を訪ね、援軍を要請する。
島津軍は豊後に侵入し、キリシタン宗門も豊後を追われる。
宗麟は関白の九州征伐の最中に病死。嫡子吉統(義統)は改宗するも、関白がキリシタンの迫害者となると、棄教してキリシタン宗門を迫害する。
"中公文庫 完訳フロイス日本史8 大友宗麟篇 3 宗麟の死と嫡子吉統の背教" の最低購入数は 1 です.
徳川幕府によって行われたキリシタン迫害のひとつ「浦上四番崩れ」により長崎浦上の信徒たちが津和野に流刑された。
当時、津和野では神道による教化、改宗が進められていたが、彼らの信仰は揺るがず、ついに拷問による弾圧が始まった。
"乙女峠 殉教の地を訪ねて" の最低購入数は 1 です.
16世紀、篤き宣教の志を胸に、遥かヨーロッパより海を渡り、九州各地を奔走した「南蛮伴天連」たち。
時の権力により日本側史料が湮減され、彼らの足跡は歴史の彼方に隠されてしまった。
『キリシタン史の謎を歩く』『キリシタン海の道紀行』に続き、芥川賞作家が九州各地を巡り歩き、わずかに邪教や祟りとして語り伝えられた信仰の痕跡を山の奥、野の涯に尋ねる、キリシタン探検の旅。
"南蛮伴天連の道" の最低購入数は 1 です.
上智大学で、キリシタン文学を講じた著者の実証的な研究業績をまとめた貴重なもの。
著者は、戦後のキリシタン研究の草分けの一人であり、カトリック信仰を背景にもった研究は、内容理解において、他の追随を許さぬものがあり現在も重要文献として引用されている。
國字本こんてむつすむんぢ攷
東京國立博物館藏「耶蘇敎寫經」攷──さんたまりやのらたにあす及びさんたまりやのおらしよ
スピリツアル修行と吉利支丹用語略解──附、「奉教人の死」の素材補説
「奉教人の死」と黄金伝説
説話の流轉と吉利支丹文學
吉利支丹文献に現れた「天主」なる語をめぐって──明版の天主教書との交渉
伊曾保物語解題
日本文化史上におけるキリシタン文学の意義
キリシタンと舞
『こんてむつすむん地』と佛教文學
キリシタン文学と日本の古典
明治大正吉利支丹研究史年譜
The Trend of 'Kirishitan' Literature
"吉利支丹文学論集" の最低購入数は 1 です.
豊臣から徳川に移る戦乱の世に、隣国朝鮮から連れてこられたひとりの少女のたどった物語。
美しく成長した賢い乙女は、望みさえすれば家康の寵愛も贅沢な暮らしも得られる境遇にあったが、キリシタンとしてひたすら信仰あつく気高く生き、まわりの人びとの深い愛と尊敬を受けていた。
だがついに信仰のゆえに、江戸のはるか南の神津島に流された。
今も毎年神津島で催される「ジュリア祭」には、日本と韓国から多数の巡礼者が参加している。
"文庫版 ジュリア・おたあ あらしの時代に生きたキリシタン:取り寄せ" の最低購入数は 1 です.
長い時を経て千宗易とおりきは夫婦の契りを交わした。
おりきはキリシタンに帰依し、信仰に生きることを決意する。
信長から秀吉へと、天下の武将に仕えながら、茶人としての生き方に悩む宗易。
いつしか宗易は名声と引き換えに権力者の争いに巻き込まれていく・・・。
武力がすべての戦国の世に、命を賭けて茶の湯に生きた千利休と、限りない愛で利休を支えた妻おりきを描く歴史長編。
"新潮文庫 千利休とその妻たち 下巻" の最低購入数は 1 です.
暴君信長のむごい仕打ちに耐えかね、ついに明智光秀は織田家に叛旗をひるがえした。
しかしその天下はあまりにも短く、玉子は逆臣の娘として苦難の日々を過ごすことになった。
父母一族は亡び、夫や子とも引き裂かれた玉子は、秀吉のキリシタン弾圧の中、洗礼を受けることを決意する……。
強者の論理が支配する時代に、命をかけて信念を貫いた細川ガラシャの生涯を描く感動の歴史ロマン。
"新潮文庫 細川ガラシャ夫人 下巻 改版" の最低購入数は 1 です.
長崎県の企画「ながさき歴史発見・発信プロジェクト」による長崎の豊富な歴史遺産をテーマ別に紹介するガイドブックシリーズ。
キリシタン文化編の第1号はフランシスコ・ザビエルの平戸来航からその遺志を継いだ宣教師たちの活躍と苦難、そしてキリシタン大名大村純忠の栄光と悲劇、長崎の「消えた教会」についてを特集。
人物事典や年表、お薦めの本も紹介。
"旅する長崎学1 キリシタン文化1 長崎で「ザビエル」を探す" の最低購入数は 1 です.
キリシタン文化編の第2号は天正遣欧使節を特集。
四人の少年の大航海の軌跡と波乱の生涯、彼らが学んだセミナリヨそして有馬近辺のキリシタン遺跡を紹介。
人物事典や年表、たびながマップなど見どころ満載。
"旅する長崎学2 キリシタン文化2 長崎発ローマ行き、天正の旅" の最低購入数は 1 です.
キリシタン文化編の第3号は二十六聖人の殉教と島原の乱、その後の外交都市としての長崎を特集。
"旅する長崎学3 キリシタン文化3 26聖人殉教、島原の乱から鎖国へ" の最低購入数は 1 です.
キリシタン文化編の第4号。
250年にわたる禁教の時代のなか、信仰を守り続けた長崎のカクレキリシタンを特集。
"旅する長崎学4 キリシタン文化4 「マリア像」が見た奇跡の長崎" の最低購入数は 1 です.
キリシタン文化編のシリーズ最終号。
開国後の長崎での宣教師たちの活躍を教会建築とミッションスクールによる教育事業の側面から特集。
"旅する長崎学5 キリシタン文化5 教会と学校が長崎の歴史を語る" の最低購入数は 1 です.
「ながさき巡礼」の旅はこれ1冊で可能に
地域ガイドによる歴史散策アドバイス
(1)平戸 (2)西海 (3)長崎 (4)島原半島 (5)大村 (6)外海 (7)五島列島の各地を・ストーリー編・ガイド編・本物を見る編と徹底案内。
これ1冊で長崎のキリスト教史跡は旅行者としてひとり歩きができる。
既刊5巻の総集編として、総合年表、広域総合地図
付録ポスター「長崎の教会」(A2判折込)
"旅する長崎学6 キリシタン文化 別冊総集編" の最低購入数は 1 です.
キリシタン禁教令により、迫害と弾圧に耐えて信仰を守り通 し、輝かしく殉教した二十六名の愛と勇気の物語を、演出家である著者が書き下ろした感動の書。
本書は1977年発行の既本『鮮血の十字架』を体裁変更したものである。
"日本二十六聖人殉教記" の最低購入数は 1 です.
"日本史リブレット キリシタン禁制と民衆の宗教" の最低購入数は 1 です.
著者が偶然手にした150年ほど前の江戸の絵地図に見た「キリシタンロウヤシキ」の文字から広がったキリシタン屋敷への興味。
史跡に出かけ、史跡に立ってますますふくらむ興味により、寛永17年当時の江戸におけるキリシタンの歴史とキリシタン屋敷に秘められた物語を探る。
"江戸のキリシタン屋敷" の最低購入数は 1 です.
16世紀に教会音楽が日本に伝来した。
まさにルネサンス・バロック期。
時代の先端をゆく音楽は日本人に大きな驚きを与え、弾圧下消滅したかに見えた。
霧の中の時代に光をあてる先駆的研究。
"洋楽伝来史 キリシタン時代から幕末まで オンデマンド版" の最低購入数は 1 です.
箏曲『六段』の原曲はグレゴリオ聖歌『クレド』だった?著者の指揮による双方の同時演奏DVDを交え、仮説を検証。前著『洋楽渡来考-キリシタン音楽の栄光と挫折』への補論も収録し、歴史に埋もれたキリシタン期の洋楽伝来の実態に光を当てる。
"洋楽渡来考 再論 箏とキリシタンとの出会い DVD付き" の最低購入数は 1 です.
16世紀日本で歌われたグレゴリオ聖歌とは。
過酷なキリシタン弾圧を潜って現代に遣わされた『サカラメンタ提要』『キリシタン・マリア典礼書写本』、隠れキリシタンの「オラショ」を徹底的に分析。
原曲、原歌詞を復元してキリシタン音楽の実像に迫るわが国初の記念碑的研究。
"洋楽渡来考 キリシタン音楽の栄光と挫折" の最低購入数は 1 です.
”日本26聖人殉教四百年”記念出版
幻の名著「切支丹鮮血遺書」を復刊する。
ビリオン神父、松崎実氏が編んで刊行された本書を、この度読み易い現代語として刊行されたことは誠に喜ばしい。
先人達の真剣な生き様に接することは、21世紀への大きな展望を与えてくれる。
"現代語訳 切支丹鮮血遺書" の最低購入数は 1 です.
キリシタンになった大名の信仰を描くとともに、 いかにキリスト教が根を下ろしたかを探る。
1986年に発行された「キリシタンになった大名」が、この度文庫の形で再版されます。
初版が限られた部数でキリシタン史を研究する人に対して発行されたので、 今、もっと手に入りやすい形で発行されるのを嬉しく思います。
大名のイメージが次第に過去の霧の中に沈んでいく現代社会の中にも、 「キリシタンになった大名」が、 キリシタン史とそれを止めようと努めた迫害を理解するため一つの大切な鍵となります。
"聖母文庫 キリシタンになった大名" の最低購入数は 1 です.
400年前のキリシタンたちの実像を描く。
福祉活動に励み、聖母信心に勤しみ、福音宣教活動に取り組んだ。
このごろ、多くの人は、歴史とフィクション、すなわち史実と小説を区別することができないようである。
歴史小説は(映画やテレビドラマを含めて)著者自身の「心」の問題をその中でとりあげている。
小説の主人公を強調するために、他の人物を小さく、ひいては悪くあらわす、いわゆる「黒白明示」の話術を使っている。
しかし、三百余年前のキリシタンの心情をあらわすために、二十世紀後半の現代人の考え方をもって、彼らの「心」をさぐり、ひいては批判することは許されないのである。
(「はじめに」より)
"聖母文庫 キリシタンの心" の最低購入数は 1 です.
キリシタン史研究をライフワークとするイエズス会司祭の著者が、 キリシタンにまつわる種々の疑問点に答える
本書は、「キリシタン史の問題に答える」という題で、 昭和55(1980)年から日本祈祷の使徒会の指導司祭用の小雑誌「司牧」の中で、 日本のキリシタン史についてたびたび起こる質問(実際の問題点であろうと、 単なる誤解や悪口であろうと)に、適切に答えるための 種々の資料を提供しようというねらいでまとめたものである。
"聖母文庫 キリシタン史考 キリシタン史の問題に答える" の最低購入数は 1 です.
キリスト教が根づいた五島列島、天草、奄美大島、 和歌山、龍神村をめぐる修道女の巡礼記。
キリシタン時代に興味を持ったのは、かなり前であった。
具体的に、特に名もないキリシタン殉教者に深く心打たれたのは、 1988年の長崎県・五島への巡礼旅行からである。
久賀島の牢屋の窄(さこ)のキリシタン迫害の跡に立った印象は強烈であった。
この巡礼旅行の案内者が「聖母の騎士」編集者長であったのがご縁で、 五島巡礼記を書くことになった。
その後も奄美大島など数編の紀行文、 最後に「天草キリシタンの跡を訪ねて」の拙稿を同志に連載していただいた。
天草のキリシタン史は、短い栄光の時期と禁教、潜伏の長い悲劇の部分からなる。
私はその両時代に引き付けられた
"聖母文庫 キリシタン紀行" の最低購入数は 1 です.
わが国のキリシタン研究の第一人者が、 日本のカトリック教会に燦然と輝く10人の福者と聖人の群像を描く。
本書では、1987年に列聖された16殉者の中の5人の日本人、 それに1868年に福者と宣言された205人の殉教者の中から5人を紹介する。
この聖なる先祖たちにならって、聖者の末裔として、信仰と愛に生きるよう願ってやまない。
"聖母文庫 キリストの証し人" の最低購入数は 1 です.
400年前に長崎で編纂され、印刷された古典的名著の初の現代語訳。
キリシタンたちが学んだ福音を読み易い対話で再現した『どちりいなキリシタン』は、日本のキリシタンの教義と思想を知るうえで最も重要な史料です。
"聖母文庫 ドチリイナ・キリシタン(現代語訳) キリシタンの教え" の最低購入数は 1 です.
約四百年前、豊臣秀吉の命により捕らえられ、長崎・西坂の丘殉教した二十六聖人とキリシタンの花開いた頃の知られざる長崎物語・・・・・
長崎は、心のある町だという印象を与える。
ここでは、それぞれの山、川、港、坂、通りなどに歴史が潜んでいる。
長崎と言えば、この町をつくり、そこで働き、夢見て活躍し、愛して涙を流し、生命をささげた人々の手に導かれて、私は長崎の歴史の道を歩み続けたい。
(本文より)
"聖母文庫 二十六聖人と長崎物語" の最低購入数は 1 です.
備前のキリシタン武将ジョアン明石掃部守重の末娘として岡山城下で生まれ、江戸初期の切支丹弾圧時代にポルトガル人宣教師が伝えた南蛮医学に情熱を燃やし、漢方の医師たちが見放した患者の外科治療に献身した女性がいたことはあまり知られていない。
実証歴史作家が描くレジーナ明石亜矢の物語。
"聖母文庫 南蛮キリシタン女医明石レジーナ" の最低購入数は 1 です.
1870年1月【明治】2年12月、長崎・浦上村のキリシタン3千人余が全国20藩に流配となった。
その悲惨な状況報告第2集。
・・・・・教会に復帰したキリシタンたちに対して、政府は厳しい弾圧を加えた。
まず慶応4年(1868年)指導者的立場にある信徒114名を検挙して、萩、津和野、副山に流配し、ついで明治2年12月(1870年1月)には、浦上村のキリシタン三千名全員を、上記3ヶ所、および和歌山、名古屋、金沢、富山など、日本全国20藩に流配するという異例の処置を取ったのである。
"聖母文庫 姫路・岡山・鳥取に流された浦上キリシタン" の最低購入数は 1 です.
1597年2月5日、キリシタン弾圧のクライマックスともいえる26聖人の処刑が長崎でおこなわれた。
この事件の背景をドイツ人が描く。
・・・・・本書は、キリストが弟子たちに語られた「あなたがたは私の証人となる」という言葉を一つの史実によっていきいきと描き出しています。
殉教者たちが、どのようにしてキリストの証人となったか、その道を辿ることは、現代の私たちにとっても深い意味をもつのではないでしょうか。
"聖母文庫 日本26聖人物語" の最低購入数は 1 です.
この本は、かくれキリシタンの帳方(指導者)として活躍された故・村上茂氏(一九一九~二〇〇五)の生涯を紹介することを目的としています。
彼の生涯の一面を、具体的に描写することが私の意図するところであります。
そうすることにより、私は彼に敬意を払い、また彼の魂の遍歴も、私たち自身を照らすことができるように思います。
(「まえがき」より)
"聖母文庫 村上茂の生涯 カトリックへ復帰した外海・黒崎かくれキリシタンの生涯" の最低購入数は 1 です.
キリスト教弾圧の鎖国時代、キリシタンたちは江戸のほか、関東、東北地方にも生きていた。
その実情を紹介する。
太平洋の黒潮に乗って、多くのフランシスコ会士たちは日本に上陸し、江戸でキリシタン寺や病院を建て、関東で布教を始めた。
彼らが、江戸で開教して間もなく四百年になろうとしている。
私たちは先駆者たちが命がけで伝えてくれた尊い信仰の遺産を再び見直し、更にその苦難の足跡を偲びながら正しい知識を後世に伝えてゆかなければ成らない。
"聖母文庫 東京周辺キリシタン遺跡巡り" の最低購入数は 1 です.
フランシスコ・ザビエルの渡来からキリシタン弾圧に至るまでの百年のドラマを 北海道から九州までを舞台に描く。
よくキリスト教の土着とか、日本化とかが語られる。
だが、それを語る前に私たちは、キリスト教のもつすぐれた文化性や祝祭性を 見失っていないだろうか。
南の長崎、有馬から、北の水沢、松前までの切支丹史が 語ってくれぬそういう芸術性や祝祭性--文化の豊かさを私は想像して 興奮せずにはいられないのである
"聖母文庫 百年の祝祭 切支丹たちの劇詩" の最低購入数は 1 です.
長崎の潮の香りと土の匂いのするキリシタン小説とエッセイ集。
長崎の同人誌やカトリック誌、小教区報などに発表された作品をまとめた一冊。
感情をめったに表に出さないゆりであったが、 このときばかりはプチジャン神父の大きな手を両手でしっかり握り締め 「パーデル、パーデル」とささやき続けた。
命さえも覚悟してきたゆりの瞳からとめどめない涙が溢れていた。
それは7代、250年待ちに待った神父発見の夜明けであった。
(神父発見より)
"聖母文庫 神父発見" の最低購入数は 1 です.
イラストマップ付き。
キリシタンの地を、五島から始まって大村、平戸、そして島原、天草とまわってきたが、どこへ行ってもわかるように、キリシタンの苦しみは大きかった。
しかし、彼らは、どんな苦しみ、仕打ちをうけても、ただ、一つ言えることは、仕打ちをする人、役人、施政者を憎んで死んでいったのではなかった。
(「あとがき」より)
"聖母文庫 西九州キリシタンの旅" の最低購入数は 1 です.
徳川幕府のキリシタン弾圧の時代、マカオに追放され、フィリピンで司祭に叙階され、武士に変装して長崎に潜入した金鍔神父の数奇に満ちた人生を描く。
金鍔次兵衛トマス・デ・サン・アウグスティノ神父は、 長崎の歴史では代表的な人物の一人である。
捕らえられたのは1636年11月で、殉教が起こった1637年には、 すでに出島はポルトガル人の収容所となっていた。
金鍔に対する恐ろしい拷問と殉教は色々な意味でポルトガル人と関わりがあった。
彼の勇敢な活躍と英雄的な殉教が市民の胸に刻み付けられた。
"聖母文庫 金鍔次兵衛物語" の最低購入数は 1 です.
キリスト教の黄金時代から暗い迫害の時代を経て、信仰の自由を克ちとるまでの長崎の信仰物語。
1549年8月15日、フランシスコ・ザビエルは鹿児島に上陸し、わが国に初めてキリスト教を伝えた。
翌1550年、ザビエルは平戸に行き、一か月の滞在で100人の信者を増やした。
これをきっかけに長崎全域にキリシタンが広がった。
本書は、長崎のキリシタンがいかにして迫害、潜伏を経て信仰を守り抜いたかをわかりやすく解説している。
"聖母文庫 長崎のキリシタン" の最低購入数は 1 です.
村山一家が、個々の生命の危険のみならず、一門が断絶するかもしれない切迫状況に直面させられたとき、一族全員のそれぞれに選択した道が、そろって、
「この世での滅びと死」に勝利する「復活への道」であった。(本文より)
"聖母文庫 長崎代官 村山等安" の最低購入数は 1 です.
高山右近は、「キリシタン大名高山右近」といわれているが、 彼の偉大さはその大名の資格にではなく、彼の完璧な信仰生活にある。
海老沢有道博士は、右近について次ぎのようにいっている。
「他領を侵し、覇を唱えるのが英雄というならば、 彼は戦国の敗残者の一人にすぎないであろう。 しかし彼の敗残は、人生の勝利の姿であり、彼こそ身を以て、 人間として生きた英雄であった。」
"聖母文庫 高山右近史話" の最低購入数は 1 です.
大友義鎮・高山右近・小西行長・・・キリスト教にかけた思いと挫折。
戦国時代末期、西洋文物とともに伝来したキリスト教。
多くの武将が入信した動機とは何か。
また厳しい戦国の世を生き抜く上でいかなる意味を持ったのか。
統一権力に抑圧され、追放される過程から彼らの思いを読み解く。
"読みなおす日本史 キリシタン大名" の最低購入数は 1 です.