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説明
上智大学で、キリシタン文学を講じた著者の実証的な研究業績をまとめた貴重なもの。
著者は、戦後のキリシタン研究の草分けの一人であり、カトリック信仰を背景にもった研究は、内容理解において、他の追随を許さぬものがあり現在も重要文献として引用されている。
國字本こんてむつすむんぢ攷
東京國立博物館藏「耶蘇敎寫經」攷──さんたまりやのらたにあす及びさんたまりやのおらしよ
スピリツアル修行と吉利支丹用語略解──附、「奉教人の死」の素材補説
「奉教人の死」と黄金伝説
説話の流轉と吉利支丹文學
吉利支丹文献に現れた「天主」なる語をめぐって──明版の天主教書との交渉
伊曾保物語解題
日本文化史上におけるキリシタン文学の意義
キリシタンと舞
『こんてむつすむん地』と佛教文學
キリシタン文学と日本の古典
明治大正吉利支丹研究史年譜
The Trend of 'Kirishitan' Literature