"大森講座16 カルヴァンからアミローへ 16ー17世紀フランス改革派予定論の展開" の最低購入数は 1 です.
"大森講座22 カルヴァンの神学と霊性 「来るべき生への瞑想」 " の最低購入数は 1 です.
若きジュネーヴ教会の福音的な成長を願って、カルヴァンが宗教改革の戦いの最中に筆をとった信仰問答。
プロテスタントの信仰の一起点となった。
[目次]
まえがき
読者への言葉
一 信仰について 問一ー一三〇
二 律法 問一三一ー二三二
三 祈りについて 問二三三ー二九五
四 聖礼典について 問二九六ー三七三
祈り
"新教新書069 ジュネーヴ教会信仰問答" の最低購入数は 1 です.
宗教改革者カルヴァンがジュネーヴ教会のために書いた「キリスト教綱要」の要約的信仰指導書。
カルヴァンの全体像が歪むことなく示される。
【信仰の手引き】
一 すべての人は、神を知るために生まれたということ
二 まことの宗教と偽りの宗教との違いは何か
三 神について知るべきことは何か
四 人間について知るべきこと
五 自由意志について
六 罪と死とについて
七 いかにして私たちは救いと命に回復されるか
八 主の律法について
九 律法の要約
一〇 律法のみからでは、私たちに何が来るか
一一 律法はキリストに来る
一二 私たちがキリストを信仰によって知ること
一三 選びと予定とについて ほか全33編
【信仰の告白】
1 神の御言葉
2 唯一の神
3 すべての者にとって唯一なる神の律法
4 その本性において見た人間
5 罪せられた人間
6 イエスにある救い
7 イエスにある義
8 イエスにある再生
9 罪の赦しは信仰者につねに必要である
10 われわれのすべての幸いは神の恵みにある ほか全21編
"新教新書001 信仰の手引き" の最低購入数は 1 です.
カルヴァン研究は、この数年で大きく変わってきた。「上意下達」のように言われてきたカルヴァンは、実は誠実な礼拝・牧会者であったということ。カルヴァンの意見をくんで、現代のわたしたちがどう詩編の歌をうたっていくか。(とびら文章より) 【特集】 途上の人-カルヴァンの生涯を追う(出村 彰) 牧会者カルヴァン(久米あつみ) カルヴァンのジュネーヴ教会の礼拝(秋山 徹) カルヴァンと日本語詩篇歌(菊地純子) 『讃美歌21』に見る詩編歌の復権 -ジュネーヴ詩編歌を中心に(水野隆一) 他教派から見たカルヴァン カルヴィヌス・カトリクス カトリックのカルヴァン受容(高柳俊一) ルター派から見たカルヴァン(鈴木 浩) <エッセイ>わたしとカルヴァン (石田 学、高砂民宣、鈴木優人) 【音楽講習会講演再録】 礼拝はラクダ!ふたコブらくだ(2) 【連載】 礼拝堂をめぐる―表紙の教会(18) -日本基督教団仙台東一番丁教会(田淵 諭) バッハこぼれ話(12) バッハとカントール(川端純四郎) 読書案内 加藤博道 著『連載「旅する教会」40話』(宮崎 光) 川端純四郎 著『さんびかものがたりⅠ たたえよ、主の民』 (奈良いずみ) 賛美歌を読む―歌詞と曲(23) 『讃美歌21』406番「聖霊ゆたかに」(水野隆一) 教会音楽ジャーナル 主日礼拝に備えて―説教者・奏楽者とともに
世界の思想家の生涯とその思想を、当時の社会的背景に触れながら、立体的に解明した思想の入門書シリーズ。
本巻は、キリスト教の思想家で、社会的に大きい影響をおよぼしたカルヴァンを取り上げる。
1 カルヴァンの生涯(形成の道程/参加する人生/勇気ある人生の勝利)
2 カルヴァンの思想(神と人/キリストと人間/信仰と生活/教会と世界)
"【取り寄せ】人と思想010 カルヴァン 新装版" の最低購入数は 1 です.
カルヴァン54歳10か月の生涯(1509-1564)をダイジェストで紹介。著者は、ジュネーヴ協会の記念写真《敬愛する牧師たち 1905年11月》の32名のなかにおさまっている牧師アンリ・デンキンゲ。版画制作者は、肖像画や風景画、風刺画家、新聞の挿絵画家として活躍したアンリ・ファン・マイデン。カルヴァンとその時代が身近に感じられる小伝と版画集。
現代人のためのカルヴァン
プロテスタント教会最初の体系的教理書・実践的生活綱領として読み継がれてきたカルヴァンの主著『キリスト教綱要』。
彼が訴えた言葉は、今を生きる私たちにどのような意味を持つのか?
本書は、『キリスト教綱要』からすぐれた神学的洞察と霊性の修練となる言葉を精選し、それに基づいて現代人が生きるための確かな希望と指針を明らかにする。
「カルヴァンにとって、神学的思索と敬虔の念とは、手に手を取り合って進むべきものでした。二つのいずれかを欠いては不完全なのです。それゆえに、カルヴァンを経験の養いのために読むことは、同時にカルヴァンを神学的に理解することになるはずです。」(本文より)
第1章 キリスト教信仰の基本(眼鏡としての「聖書」について/三位一体について/神の栄光の舞台としての被造物について/摂理について/仲保者キリストについて/聖霊について/キリストとの合一について ほか)
第2章 教会における生活(聖徒の交わりについて/母なる教会について/見える教会と見えない教会について/不可分離な結びつきについて/神と隣人への愛について/万人への愛について/祈りについて/洗礼について ほか)
第3章 神の道に従う(聖霊はわたしたちをキリストへと導く/信仰は心の問題である/信仰と希望に生きる/悔い改めの前進について/倒されても打ちひしがれない ほか)
第4章 キリスト教生活の助け(摂理の教理の与える信頼について/信仰は神の言葉に依拠する/わたしたちの召命について/選びの慰めについて/神はいつでも赦そうとされる ほか)
第5章 キリスト者として生きる(敬虔について/聖書に聴従することについて/神の業を通して神を見る/祝福の内に生き、喜びの中で死せよ/キリストの死と復活について/心の最奥の情念について/奉仕と愛の掟について/自分の悩みを降ろすことについて ほか)
第6章 時が良くても(すべての善き者の源泉について/神の力と恵みの感覚について/祝福の全体について/地上の生への感謝について/われらの日用の糧について ほか)
第7章 時が悪くても(我らの保護者なる神について/欠乏の中に放置されることなく/信仰の確かさについて/永遠の執り成しについて/わたしたちはけっして転落しない ほか)
第8章 来たるべき世を待ち望みつつ(邪悪の敗退について/わたしたちの裁き主はわたしたちの贖い主/死の恐れについて/わたしたちは天国で集められる ほか)
"魂の養いと思索のために 『キリスト教綱要』を読む" の最低購入数は 1 です.
かねてから望まれていた学会誌を発行することになった。
毎年講演会を開催しているが、そこでの研究発表や講演は必ずしも活字になっているわけではない。
しかし、周囲からの要請を受け、カルヴァン研究のさらなる発展のためにも、この企画は放置しておくわけにはいかなくなった。
出来るだけ若い人々に発表の機会と論文掲載の場を提供しなくてはならない。
創刊号は、ここ2年ほど同じ主題で行われたシンポジウムの発表原稿を掲載することにした。
それは大変ユニークな主題であり、またこれからのキリスト教思想世界に一石を投じることになると思われるテーマである。
すなわち『ものとしるし』という古い、しかし今も欠かせない一つの思想の土台についての論考である。
(野村信 『発刊にあたって』より)
[主な目次紹介]
発刊にあたって
シンポジウム1
主題解題 野村信
第1回講演 ものとしるし──Augustinus, De doctrina Christianaにおける── 加藤武
第2回講演 ものとしるし──カルヴァンの聖餐論において── 久米あつみ
第3回講演 パスカルにおける「ものとしるし」 塩川徹也
特別寄稿 ものとしるし──現代記号論の視角からの考察── 久米博
シンポジウム2
第4回講演 エラスムスにおける「もの」と「しるし」 金子晴勇
第5回講演 8世紀イコンにおける「もの(res)」と「しるし(signum)」 鐸木道剛
第6回講演 カルヴァンにおける「もの」と「しるし」──聖書解釈における視座── 野村信
研究発表 カルヴァンの「聖遺物考」について 岩田園
"日本カルヴァン研究会学会誌 カルヴァン研究 創刊号 特集「ものとしるし」" の最低購入数は 1 です.
昨2009年、改革者カルヴァンの生誕500年と、主著『キリスト教綱要改訳版』の完結を記念し、全国9個所で催された講演会の記録。
生涯に二度も『綱要』を訳してカルヴァンの神学を知り尽くした著者が、一般聴衆のために平易に改革者の思想と信仰の核心を解き明かす。
求道者、入門者にもお勧めの書。
"カルヴァンから学ぶ信仰の筋道 生誕500年記念講演集" の最低購入数は 1 です.
祈りを「神との対話」と呼んだカルヴァンの祈祷論。
巻頭に、編者による懇切な解説を付す。
またカルヴァンの実際の祈りを紹介。
そして、詳細な祈祷論として有名な『綱要』第3篇第20章の各節に、編者が丁寧な注解を付し、カルヴァン祈祷論の核心に迫る。
祈りを学び、祈りへ手引きするための最高の書であるだけでなく、『綱要』への、またカルヴァン神学全体への最適の入門書でもある。
"祈りについて 神との対話" の最低購入数は 1 です.
宗教改革の二大旗手、ルターとカルヴァンの生涯とその思想を中世ヨーロッパ思想をおりまぜて解説する。宗教改革史研究に新しい光をあてる労作が待望の再版!
祈りをめぐり、カルヴァンとマッキムがタッグを組んだ!
カルヴァンの『聖書註解書』や『綱要』から珠玉の言葉とマッキムの聖書に即した黙想によって、わたしたちを祈りの人へと導く。
『キリスト教綱要』の翻訳と研究に生涯を懸けてきた著者による、最も信頼できる入門書。
広大な『綱要』の世界を、改革者の時代状況・思想状況に立ち戻りながら、的確・平易に解説する。
今日、日本の教会で『綱要』を読む意義を力説。
"カルヴァンの『キリスト教綱要』を読む " の最低購入数は 1 です.
"ジュネーブの議会と人びとに宛てたヤコポ・サドレート枢機卿の手紙Xジャン・カルヴァンの返答" の最低購入数は 1 です.
歴史の中のカルヴァン像
宗教亡命者としてジュネーヴに渡り、改革者となったカルヴァンの生涯と思想をコンパクトに解説。
教会改革者・神学者・説教者・社会改革者など、他面にわたるカルヴァンの素顔を最新の歴史学的研究から描き出す。
教会的・神学的視座のみならず、政治的・経済的・文化的な視座をも統合した「新しい」改革者像。
"カルヴァン 亡命者と生きた改革者" の最低購入数は 1 です.
"カルヴァン 詩篇歌、音楽論 合本 Calvin's First Psalter" の最低購入数は 1 です.
カルヴァン神学の要点を、主著『キリスト教綱要』の目次に添いながら、信徒向け に分かりやすく解説。
16世紀の激動の時代に、人間の魂と教会と世界を建て上 げるために生きた彼の思想を、混迷の中を生きる現代人への挑戦として読む。
「本書の各章は、いわば食前酒にすぎず、正式の食卓へのご招待である。すなわち、私は、カルヴァンの 神学がもつ意義は、21世紀の教会においてもなお常に新しいことが明らかになりうること─あるい は少なくともカルヴァンの神学的な認識は、今日、別の仕方で語ることを挑発している、という前提で 本書を執筆しているのである」(「まえがき」より)
第一章 カルヴァンの生涯(ジャン・カルヴァン、ジュネーヴの独裁者?/子供時代と学生時代/宗教改革への回心/第一回および第二回ジュネーヴ滞在 ほか)
第二章 神を認識することと自己自身を認識すること(人生の営みとしての神認識と自己認識/神認識は、どこで、どのように行なわれ、そこでは何が認識されうるのか/神は自らを認識させる ほか)
第三章 神の言葉の告知としての聖書(聖書の権威/聖書、神の言葉としてドクトリナ/旧約聖書と新約聖書の関係について)
第四章 三位一体の神の本質と働き(神はいかなる類概念でもない/父も子も聖霊も、それぞれ神として示されうるのか/神が隠れていることと神が近いことの現れとしての三位一体論 ほか)
第五章 神の創造者の働きに対する驚嘆(創造における神の足跡と曇らされた目/福音における被造物への道/創造の神学の輪郭)
第六章 罪──人間の神からの疎外および自己自身からの疎外(不振としての罪が神からの疎外である/罪は信じられうるが、見られない ほか)
第七章 イエス・キリスト──王、祭司、預言者。イエス・キリストの三職に関するカルヴァンの教説(キリストの王としての職務/キリストの祭司としての職務 ほか)
第八章 キリストから理解されるべき律法は認識と生活の助けをもたらすこと(律法──キリストからキリストへ/律法の務め/律法は公共の共同体を秩序づける ほか)
第九章 聖霊の主要な業──信仰(信仰は、聖霊によって一方的に開始し、同時に隠された伝達の行為であること/信仰は、キリストと人間との贈与された交わりを示す ほか)
第一〇章 神の選びの働き(選びは信仰に先立つ/神の決定は見通すことができない──それでも正しい/神の選びは責任を呼び起こす ほか)
第一一章 神の聖化の働き(さまざまな挑戦/キリストとの交わり/聖化の諸側面)
第一二章 神によって選ばれ、そして形成されるべき教会(教会は神のよって選ばれていること/キリストのからだとその一性/教会への帰属 ほか)
第一三章 神の全体的な教育学──補助手段としてのサクラメント(「すべてのサクラメントの実体」としてのキリスト/洗礼の約束/聖餐の約束)
第一四章 人間性を保護育成するための神の指図としての国家(教会と国家の相違/国家の使命/国家の責任 ほか)
第一五章 完成へのあこがれ(イエス・キリストの再臨/完全な交わり/霊魂の不滅 ほか)
*アジア・カルヴァン学会の始まったころ(渡辺信夫)
*聖書解釈と説教-カルヴァンの聖書解釈論の考察(野村信)
*カルヴァンの聖餐論(ヴィム・ヤンセ)
*カルヴァンのレクイエム(吉田隆)
*カルヴァンにおける人間的なるものの評価(関口康)
*カルヴァンとロヨラ-二つの教育改革(久米あつみ)
*16世紀後期のルター派、ツヴィングリ派、カルヴァン派における「獣」の解釈(イレーナ・バッキュース)
*研究ノート/16世紀宗教論争の言語的脈絡(竹下和亮)*セバスティアン・カステリョによる異端迫害批判の神学的論拠について(鈴木昇司)
"新たな一歩を カルヴァン生誕500年記念論集" の最低購入数は 1 です.
祈りとは、「私」に死んで、キリストの体なる「我ら」のうちに甦ること!
パウロのテモテへの第二の手紙を導きとし、この書簡を重んじたカルヴァンの言葉に照らしつつ、祈りの修練を教える指南書。
パウロとカルヴァンの間に挟む形で、読者への範として著者の祈りを配す。
"祈る パウロとカルヴァンとともに" の最低購入数は 1 です.
『キリスト教綱要』や『聖書註解』の執筆と並んで、改革者カルヴァンが最も心血を注いだ御言葉の説教。
その中でもエフェソ書は、「予定」の教理を牧会者としての配慮や厳しさ、あるいは優しさにあふれた説教であり、現代の教会における講解説教の一つのモデルである。
脚注には神学とフランス語の丁寧な解説を、巻末には語彙集を付す。
"カルヴァン説教集1 命の登録台帳 エフェソ書第1章(上)" の最低購入数は 1 です.
牧会者として、聖書学者として、カルヴァンは「終末」をどのように捉えたのか?
青年期の「上昇的終末論」から、円熟期の「キリストの王国」実現という広大な幻へと展開していった彼の神学的軌跡を、主著『キリスト教綱要』のみならず、カテキズム・聖書注解・神学論文などを渉猟しながら歴史的・文脈的に明らかにした画期的な書。
「カルヴァンにとって「キリストの王国」は、完成に至る終わりの日まで絶えず前進を続ける、キリストの福音に基づく確かな支配であった。それ故、ジュネーヴの町で最期を遂げたこのフランス人亡命者は、自らとその諸教会に降りかかるあらゆる困難や妨害や後退にもかかわらず、神の回復(再創造)の業とこの世におけるキリストの統治が個人的かつ社会的に、霊的かつ現実に進展していることを信じて疑わなかったのである。」(本文より)
第1章 序論(研究史概観/宗教改革期の終末論の思想史的背景/本研究の目的と方法)
第2章 初期カルヴァンの終末論(『仏語新約聖書序文』[1535年]/『クリュソストモス説教集』序文[1535年?]/『キリスト教綱要』初版[1536年] ほか)
第3章 《神学的モティーフ》としての終末論──1539年版『キリスト教綱要』(1539年版『キリスト教綱要』──方法論的変更/1539年版『綱要』における終末的主題の展開 ほか)
第4章 《神学論争》における終末論──『魂の目覚めについて』(死後の霊魂の教えについての歴史的概観/霊魂の不滅性についてのカルヴァンの議論 ほか)
第5章 《聖書釈義》における終末論──1546-1559年の聖書注解(『第一コリント書』/『第二コリント書』/『ヘブライ書』 ほか)
第6章 《神学論題(locus)》としての終末論──『キリスト教綱要』最終版(「復活」の教理の歴史的背景/カルヴァンの聖書注解における「復活」の教理 ほか)
第7章 《幻》としての終末論──旧約預言書注解(「キリストの王国」についての歴史的概観/『キリスト教綱要』における「キリストの王国」 ほか)
結論
"カルヴァンの終末論" の最低購入数は 1 です.
カルヴァン生誕500年に合わせて出版。
原著は「A Life of John Calvin(1990年)」。
近代西洋文化の形成に決定的な影響を与えたジャン・カルヴァンの実像に迫る、気鋭の神学者アリスター・E・マクグラスが放つ画期的評伝。
上巻では原著第1章~第6章を収録し、カルヴァンの伝記的な歩みを辿る。
"ジャン・カルヴァンの生涯(上) 西洋文化はいかにして作られたか" の最低購入数は 1 です.
2009年にカルヴァン生誕500年を記念して、全国で開かれた講演や説教を収録。
現代ドイツ語圏におけるカルヴァン・改革派研究の第一人者3人(P. オピッツ、W. シュルツ、A. ラウハウス)が歴史の深みと信仰の魅力を存分に語る。
カルヴァンの旧約聖書解釈の他にも、当時のジュネーヴの出版事情や、教会における音楽や建築、倫理の問題など、多岐にわたる主題を取り扱う。
カルヴァンの信仰と思想を現代に受け継ぐための道しるべ。
「日本にある教会が、カルヴァンの詩篇理解を知ることで得られる益は大きいと思われる。私たちのこの地での歩みは、具体的な守りと力に囲まれているとは言えずに、常に不安定に揺れ動く少数者の群れとしての歩みだと言わざるを得ないからである。カルヴァンが亡命者の唯一の避け所とした神のみ言葉により頼むことは、私たちの文脈でも確認されなければならない。それは、聖書の源泉から溢れるものを汲み出すという喜ばしい仕事を通してのみなされることである。」(本文より)
はじめに 「カルヴァン生誕500年記念講座」開会挨拶 南純
第1章 「カルヴァン500」へ
1 カルヴァン・改革派神学研究所セミナー報告 カルヴァンと聖書 大石周平
第2章 「カルヴァン500」
1 プログラム
2-1 礼拝説教 エフェソの信徒への手紙2章10節 P・オピッツ
2-2 礼拝説教 マタイによる福音書11章25-30節 W・シュルツ
2-3 礼拝説教 「ノアはすべて神の命じられたようにした」(創6:22)についての黙想 A・ラウハウス
3-1 主題講演 カルヴァンの旧約釈義 P・オピッツ
3-2 協力講演(1) 出来事と公共性 W・シュルツ
3-3 協力講演(2) ジュネーヴ詩篇歌と旧約釈義 A・ラウハウス
4 ワークショップ 詩篇46篇と138篇について P・オピッツ
5-1 神学校特別講義 改革教会と旧約聖書 A・ラウハウス
5-2 教文館特別講義 改革教会の教会建築と礼拝にとって持つ意味 A・ラウハウス
第3章 「カルヴァン500」から
1 「カルヴァン500」に出席して 大住雄一
2 カルヴァンにおける礼拝と社会倫理の結びつき 菊地純子
編者あとがき 菊地信光
学術社団「カルヴァン・改革派神学研究所刊行会」規約
"カルヴァンと旧約聖書 カルヴァンはユダヤ人か?" の最低購入数は 1 です.