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現代社会と宗教の関係を多面的に問う!
偏狭なナショナリズムの高揚、世界各地で頻発するテロリズムといった宗教・文化・民族間の摩擦が絶えない現代において、目指すべき多文化共存はどのような形なのか。
ユダヤ教、イスラーム、コプト正教など、我が国では知られていない諸宗教の歴史や実態について識者らが調査・報告し、今日的課題に多角的視点から取り組んだ研究成果。
第73回日本宗教学会学術大会の書籍化。
[目次]
第1部 様々な対話の可能性(国際政治から見た宗教研究への期待/社会福祉におけるスピリチュアリティ/宗教と対話)
第2部 宗教間・文化間の対話(宗教間対話運動と日本のイスラーム理解/エジプトにみる聖家族逃避行伝承をめぐる宗教共存/イスラームの平和)
第3部 「民主主義」との対話(ユダヤ教文献にみる「自由」と「支配者」像/中世ユダヤ思想における「民主主義」理解/イスラームと奴隷)