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ルター、アウグスティヌスを中心とした積年の研究と思索の結実として生まれ、簡潔にして要点を押さえつつ展開された、キリスト教倫理のエッセンスをたくみに抽出して際立たせた、手がたい入門書。
教科書に最適!
[目次]
第一章 キリスト教倫理とは何か(一般倫理との関係/神と世界のあいだに立つ人間/世俗化したキリスト教の問題 ほか)
第二章 神の前に立つ人間(「神の前」という宗教的規定/人間のうちにある「霊」/神と人との「契約」 ほか)
第三章 律法と福音(古い契約思想とのイエスの対決/イエスの神の国思想/山上の説教の倫理思想 ほか)
第四章 義認と聖化(「神の義」についての理解/義認における「成義」と「宣義」/義人にして同時に罪人 ほか)
第五章 神律倫理(自律と神律/自由意志と奴隷意思/神律的自由から理性的自立へ ほか)
第六章 愛の秩序(エロースとアガペー/「愛の秩序」の思想/「愛の秩序」の発展と批判 ほか)
第七章 文化の諸問題(文化と宗教/学問と科学/経済倫理 ほか)