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近代的自由の源泉がここに!
16世紀に教会と神学を一新し、その後、社会・文化・政治をも新たに形成した「宗教改革」。
その中心テーマであった義認論の歴史的・現代的意味をコンパクトに解説。
宗教改革の世界史的意義を明確にし、将来へと開かれた学びを提示する画期的文書。
「義認と自由は本質的な関係にある。自由の意識を生み出さない義認の説教は空虚であるが、神による義認のない自由の意識は偽りである。ルターに始まる宗教改革は、ルター派教会のものでもドイツ国民のものでもない。プロテスタント教会のものでもキリスト教のものでもない。その意義は全世界史的である」(「訳者あとがき」より)