ヘンリ・ナウエンにも影響を与えた著者が「福音書」を読み解く。
西欧人の考え方や見方に制約された聖書解釈ではなく、中東人の聖書解釈の伝統と生活体験に根ざした全く新しい「福音書」の読み方を展開。
従来の聖書研究が今まで見落としてきたイエスの教えと活動の意図を発掘する。
[目次]
第1部 イエスの誕生(イエス誕生の物語/イエスの家系と義人ヨセフ/救い主、賢者たち、およびイザヤの幻視/ヘロデの残虐な行為およびシメオンとアンナ)
第2部 山上の教えにおける九福(イエスにおける幸い[一]/イエスにおける幸い[二])
第3部 主の祈り(主の祈り:われらの父なる神/主の祈り:神の聖性/主の祈り:神の国とわれらの日々の糧 ほか)
第4部 イエスの劇的行動(ペトロの召命/イエスの宣教活動の開始/目の見えない男とザアカイ)
第5部 イエスと女性たち(井戸の傍らに立つ女/ティルスーシドン地方の女/この女は投石による死刑に処せられるべきではない/ファリサイ派シモンの家にいた女 ほか)
第6部 イエスの譬え話(善きサマリア人の譬え/富める愚か者の譬え/大宴会の譬え/二人の家造り大工の譬え/不正な管理人の譬え ほか)
"中東文化の目で見たイエス" の最低購入数は 1 です.
コヘレト、エステル記は共に「五つの巻物(ハメッシュ・メギロット)」の中に入る重要な書です。
ソロモン王が晩年に書いたコヘレト(伝道の書)は、仮庵の祭り(西暦の十月頃)で朗読される書です。
エステル記は、プリム祭(西暦の三月頃)に朗読され、ユダヤ人が絶滅の危機から救われたことを祝います。
どんな名訳と言われる翻訳でも伝わりにくい、原典の微妙なニュアンスに触れることができます。
カナ表記による発音表示、文法解説、脚注などにより、初学者にも利用しやすくなっています。
"ヘブライ語聖書対訳シリーズ39 コヘレト・エステル記" の最低購入数は 1 です.
《竜殺しの聖者》として名高いゲオルギウスは、なぜ、またいつごろから、聖人界きっての《武闘派》として名を馳せるようになったのか?
ゴート語研究の第一人者として知られる著者が、古文献と、300点余の図版を駆使して、《キリストの戦士》の謎に迫る!
キリスト教文化の深層にメスを入れる画期的論考。
第1章 「聖ゲオルギウス国」の誕生(東欧ジョージア/聖ゲオルギウス像 ほか)
第2章 聖ゲオルギウスの竜退治(『黄金伝説』の伝える竜退治/ジョージア版の竜退治 ほか)
第3章 キリストの戦士(第一次十字軍の時代/ヒューフィンゲンの銀盤 ほか)
第4章 聖ゲオルギウスの受難と殉教(『黄金伝説』の殉教伝/最古の殉教伝 ほか)
第5章 殉教伝の歴史的実態(カッパドキアのゲオルギウス/キリスト教徒大迫害 ほか)
聖書にはなぜ、マタイ福音書とルカ福音書と、明らかに異なる二つの降誕物語が含まれているのか。
また、二つの物語はそれぞれどのようなメッセージを伝えようとしているのか。
両福音書の降誕物語を一節ずつ読み解いていく。
【目次】
まえがき 朴憲郁
ヨシュアは二度死ぬ――士師記の二重の始まり―― 山吉智久
ユダヤ人共同体における「出身地」 橘耕太
イエスとパウロにおける独身――周辺世界の事例との比較にみる動機の特徴――千ヶ崎祥平
"神の国 説教" の最低購入数は 1 です.
「本書を凌駕する書物は本邦においては、未だ出ていないと言わざるを得ない」と1984年版の解説で松永希久夫氏に言わしめた新約緒論の名著。
新約全文書を概観、歴史的批判的に厳密な知識を与えると同時に、教会的・神学的判断に支えられた記述。
このほど中野実氏(東京神学大学教授)による新たな解説を付して、待望のオンデマンド復刊。
"新約聖書解題 オンデマンド版" の最低購入数は 1 です.
"New 聖書翻訳 Vol.3" の最低購入数は 1 です.
ジョン・マッカーサーは、非常に多くの人々の人生に影響を与えるベストセラーをたくさん出版しています。
彼はカリフォルニア州サン・バレーのグレース・コミュニティ教会の牧師、教師であり、マスター・カレッジと神学校の学長でもあります。
マッカーサーは国際的に同時配信されるラジオ番組「恵みをあなたに」を制作するミニストリー「恵みをあなたに」の会長です。
印刷物やオーディオ、インターネットの情報源の提供者であり、それらすべては彼の人気を博している詳細な教えが特徴です。
彼はまた「マッカーサー聖書研究」注解の著者でもあります。
本書はゴールド・メダリオン賞を受賞し、50万部以上売れています。
"聖書に登場する12人の非凡な女性たち" の最低購入数は 1 です.
士師記はサムソンとデリラの映画で知られ、ミレーの落穂拾いはルツ記の一場面です。
二つの書がもつ豊かな文学性とエンターテインメント性を汲み上げ、興味深く説き明かします。
"旧約のアドヴェント 講解説教 士師記・ルツ記" の最低購入数は 1 です.
ヘブライ語で聖書を読むにはどうしたらよいか?
正しい釈義に必要な作業とは?
資料や文献、コンピュータの活用法は?
基礎から実践までを段階を踏んで解説。
牧師や教師や学生のみならず、聖書を学ぶすべての人にとって不可欠のガイドブック、待望の旧約編!
新約編はこちら→G・D・フィー:著 「新約聖書の釈義」(永田竹司:訳)
序論
第1章 釈義の全過程についての手引き
第2章 釈義と原典本文
第3章 説教のための釈義の簡潔な手引き
第4章 釈義の参考図書
"旧約聖書の釈義 本文の読み方から説教まで" の最低購入数は 1 です.
<God=神>のはじまりを辿る!
著者がスウェーデンで出合った、国宝「銀文字聖書」。
金と銀でゴート語が刻まれ、1500年の時を生き抜いた唯一の写本を起点に、ゴート人・ウルフィラの偉業を紹介する。
ゲルマン民族の大移動という動乱のなか、彼は文字を創り、聖書を母語に翻訳し遂げた。
多神教の世界で、一神教の「神」をどのような言葉で表現したのか?
4世紀に生きた、ひとりの男の信仰と思索の翻訳物語。
『銀文字聖書の謎』(新潮選書、絶版)を初学者向けに改稿し、読みやすくなりました!
はじめに──銀文字聖書
1 ゲルマン語聖書の誕生(ドナウ河のほとりで/ゴートの司祭ウルフィラ/ドナウ河南岸への脱出/キリスト教初期の内情)
2 「神」の発見(「グス」ということば/主の祈り)
3 銀文字聖書、一五〇〇年の旅(ゴート語訳原本と民族大移動/ハンガリーでの発掘/ヴェルデンの修道院での発見──一六世紀半ば ほか)
4 遠くて近いブルガリア(東方キリスト教の静謐な地)
おわりに──ウルフィラの最期
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イエスが生きた時代状況をふまえながら、福音書が今日の私たちに語りかける意味をわかりやすく解説する。
1.はじめに
2.福音書を読む前に
3.イエスの生涯
4.福音書を読む
5.終わりに