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教会指導者に宛てた教導的小論として読む
パウロ神学を受け継ぐ原始教会の指導者たちは、コロサイ書を踏まえつつ、新たな神学的・実践的状況に直面し、その改訂版(=エフェソ書)を作ることによって新たな課題に対処しようとした。
その核心にあるのは、あらゆる人間的な違いを克服する和解の根拠としてのキリストの十字架である。
本書は、著者が牧師として毎週の説教を作る作業で行う釈義と、その結果としての説教を示し、テキストと会衆を繋ぐ牧師の働きを追体験しながら、エフェソ書の深い理解に読者を導く。
[目次]
1・1~6 説教 神をほめたたえることができるとは!
1・7~10 説教 世界の希望であるキリスト
1・11~14 説教 わたしたちからあなたがたへ
1・15~23 説教 神よ、われらの目を開き
2・1~10 説教 Before After
2・11~13 説教 受けた恵みを忘れずに
2・14~22 説教 キリストがわたしたちの平和
3・1~13 説教 苦難の中に栄光を見る
3・14~21 説教 聖霊があなたに降るとき
4・1~6 説教 神に招かれた者らしく
4・7~16 説教 ついには、わたしたちは
4・17~24 説教 レッドカーペットを歩くように
4・25~32 説教 神がそうしてくださるように
5・1~5 説教 聖なる者にふさわしく
5・6~11 説教 神こそ我が望み、我が光
5・12~20 説教 悪い時代を生きる秘訣
5・21~33 説教 キリストがそうなさったように
6・1~4 説教 信仰に基づく信念が問われる
6・5~9 説教 ただ神だけがわたしたちの主
6・10~20 説教 主の偉大な力を身にまとい
6・21~24 説教 メメント・モリ(死を覚えよ)