発行:PCJ(日本長老教会)出版
発売:ヨベル
編集:日本長老教会 礼拝・式文委員会
本書は、O.Palmer Robertson, The Christ of the Covenants, 1980 の全訳です。
翻訳監修の清水武夫師が執筆した本書の書評(『福音主義神学』1986年)をまとめるかたちで、本書の持つ神学的意義を簡単に紹介しておきましょう。「契約」の概念が神学のなかで取りあげられるようになったのは、宗教改革以来とされています。聖書神学においては、1930年代W.アイヒロットが契約の中心的意義に着目しました。さらに1950年代にはいって、G.メンデンホールが古代近東の宗主権条約と、聖書の契約との関係を指摘、以後両者の関係についてさまざまの研究がおこなわれます。福音主義的聖書学においても、M.クラインを筆頭に研究が進められ、文化的歴史的な状況のなかで聖書の権威の性格があきらかになってきました。本書はそのような研究史を踏まえながら、歴史的な啓示に沿って神の契約を概説するものです。
相模湾を望む伊東市・川奈に第二の人生の居を構え、生き方をそれまでの〈テーク:Take〉から〈ギブ:Give〉へと切り換えた時、見えてきたものは・・・・・・。キリスト者である夫妻が、随筆・絵画・写真で軽やかに綴る伊東の自然、地域の人々との交流、神への想念。地元、「伊豆新聞」連載エッセイを中心にして。
健全な聖書観なしに健全な教会形成なし。
現代に聖書の「無謬性」を力強く宣言する書。
「神学的妥協が教会の生命を奪う」との強い危機意識から「聖書は誤りのない神のことば」というキリスト教信仰の生命線を死守しつつ、地方伝道に長く携わってきた一牧会者による神学・聖書論の集成。
【目次】
すいせんの言葉 日本長老教会玉川上水教会牧師 清水武夫
はじめに
第1部 序論―聖書論に関する最近の話題
第2部 伝統的福音主義聖書論
第3部 ヴァン・ティルの聖書論
第4部 最近出版された福音主義聖書論の書評
第5部 聖書の諸問題と難解箇所解説
付録資料
あとがき
勝者は歴史をつくり、敗者は文学をつくる。
愛する者と結ばれるためにくぐらなければならなかった、かくも苛烈な荊の道。養父や牧師までもが奸計を巡らし、讒言・中傷で陥れようとする。その日々を生き抜く知恵は何処から・・・・・・。著者の告白的自伝とも言える、赤裸々につづられた掌握小説。
人間とは何者か。この世界でどのように生き始めたのか。
世界と人類の創世、楽園からの追放、大洪水、崩れ落ちた塔、新たな旅立ち、それらの背後に息づく神の息吹・・・・・・。物語としての魅力も尽きない「創世記」を現代の日本で、講解説教としてわかりやすい言葉で語り明かす。
〈機械仕掛けの神〉、その後に来るのはいかなる神か?
〈宗教の時代〉は全く過ぎ去った。世界はいったい何処に向かうのか――。この難題を前に、多神教的風土の日本にあって「笑いをキーワード」に、現代キリスト教を問い、その活路を幅広く探究した意欲作!
理不尽で、しつこく、放っておいてくれない。そんなとんでもない聖書の神と渡り合った預言者と、その男に取りつかれたもうひとりの男の物語。
ともかく、神に怒りをぶつけた。人にではない。神にである。親でもない。そんな大それた家族でもない。預言者仲間の先輩にでもない。本気でただ神に怒った。神以外にそこには誰もいなかったのも事実だ。他に誰を相手にこの怒りをぶつけたらよいのだ。といっても、仕向けたのは神である。神が仕掛け人である。
聖書各巻の一章ごとの要諦を3分間で読める平易なメッセージにまとめて、大好評を博した「3分間のグッドニュース」全5巻を「聖書 新改訳2017」に準拠して出版する改訂新版第一弾!!
国家興隆から南北分裂・捕囚・帰還に至る激動期までを簡潔な躍動感をもって活写する!
毎日のディボーションの座右の書に最適!
【[歴史]編 収録各巻】
ヨシュア記/士師記・ルツ記/サムエル記第一・サムエル記第二/列王記第一・列王記第二/歴代誌第一・歴代誌第二/エズラ記・ネヘミヤ記・エステル記
本書は神の言葉に従うことで、いかに人々の生き方が変わるかということを教えてくれます。
この本は心理学の本ではなく、神学の本です。
しかしながら、悔い改めの教えと神への信頼が、いかに私たちの人生を意味深いものに変える上で実践的で有効かということを教えてくれます。
この本に記されている悔い改めと神への信頼は、これまで教会が何世紀にも渡り語り続けて来た事柄でもあります。
現在TBCが推奨しているビブリカル・カウンセリングの根底にある思念を知るための、重要な入門書です。
"人はどのようにして変わるのか 改装新版" の最低購入数は 1 です.
神とは、イエス・キリストとは、信仰とは・・・というキリスト教の基本中の基本からクリスチャンになってからの暮らしのA to Z―祈り、礼拝、洗礼、聖書から日々の暮らしまで分かりやすく丁寧に網羅。聖書に忠実な語り口によるコンパクトなクリスチャン入門書!! 「聖書 新改訳2017」の本文に準拠したリニュアル新版!
本巻はコリント第一書簡の注解書ですが、「新聖書注解 新約2」に著者が執筆された同書簡の注解を基に補訂されたものであります。今さらながら、著者の丹念な聖書読解術・読解力に、堅固さと柔軟さ・温かさとを感じさせられます。……(略)本書は基本的に注解書でありつつ、同時に説教=牧会の性格ないし要素も併せ持っています。読者の皆様と共に、本書によって――使徒パウロの言葉を用いた――キリストの福音を聴き、霊的に豊かに養われたいと願っています。(「巻頭言」より)