"ルターの宗教思想(オンデマンド版)" の最低購入数は 1 です.
第1部「ルターの神学」、第2部「カルヴィンの神学」、第3部「教義学方法論」。
歴史神学を媒介した組織神学の試みに著者の創見が満ちている。
[目次]
第一部 ルターの神学
ルターにおける「神の義」再発見の問題
死・神の怒り・罪
悔改め・律法
贖罪論
キリスト論
宣義論──宣義と聖化
付録 「塔の体験」についてのサールニヴェーラの新説をめぐって
信仰論
ルターの教会観
第二部 カルヴィンの神学
カルヴィン神学の展開方向
預定説の問題
カルヴィンのキリスト論
第三部 教義学方法論
教義学の課題
教義学の方法
キリスト論的三一論
"宗教改革の神学(オンデマンド版)" の最低購入数は 1 です.
ルター円熟期の詩編解釈
宗教改革者としての試練と闘いの中でルターを支えた詩編の言葉。生涯を通して詩編を愛したルターが、慰めに満ちたメッセージを説き明かし、独自のキリスト論的、人間的な考察を展開する。信仰の旅路を導く珠玉の3篇を収録。
宗教改革(1517年)の始まる直前にヴィッテンベルク大学で講解された「ローマ書講義」(1515-16年)は,32歳の青年ルターの思想が力強く説かれ,信仰によって義とされる信仰義認論を中心に宗教改革的精神の生成過程が見事に結実している。
この「ローマ書講義」はその後,知られることなく4世紀を経て1908年に初めて刊行され,それを機にルター・ルネサンスの革新的な研究が展開された。ルターは大学で後期スコラ学を担うオッカム主義の「新しい方法」を受容し,究極の善と功績を求めて主体的な自由意志に集中して当時のスコラ学を批判するが,自身の救済には至らず,同時にアウグスティヌスの影響もあり,オッカム主義自体を超克すべき対象として,新たな思想的,神学的境地を拓いていった。また「新しい方法」に対抗して1473年以来,ルーヴァン大学,パリ大学から始まった「古い方法」の運動がドイツにも波及し,宗教改革の精神史的背景となった。本書では「良心概念」,「フミリタス概念」,「義人にして同時に罪人」,「愛の秩序」など主要テーマに光を当て,その意義を明らかにする。「宗教改革」は知っていても,内容を承知しない読者にとり,ルター独自の宗教経験と改革の真髄を理解するための貴重な一書となろう。
FEBCキリスト教放送で好評を博したシリーズ、待望の書籍化!
ドイツの宗教改革者であり、説教者、神学者、牧師、そして夫であり父であった人間ルター。
その魅力を、ルター研究の第一人者が平易で明解な言葉で語る。
福音の再発見から家庭生活、ルターの書いた手紙や賛美歌も多数紹介。
ルターについて知りたい初心者の方は勿論、既に詳しい方にもお勧めの一冊。
"マルチン・ルター 生涯と信仰" の最低購入数は 1 です.
1519-1521年の『第二回詩編講義』の序文と第一編から第六編までの講義、訳注、索引、解説(竹原創一)を収録。
ルターは『詩編序文』(本著作集第二集第四巻所収)において詩編の特別性について述べ、詩編はそれだけで聖書全体の簡潔な要約であるとして、詩編を「一つの小さな聖書」(同上四項)と呼んでいる。
すなわち彼にとって詩編を学ぶことは、旧約聖書の一書を学ぶにとどまらず、新約を含む聖書全体を学ぶことであり、聖書全体の内容であるキリストを学ぶことであった。
"ルター著作集第二集3 第二回詩編講義" の最低購入数は 1 です.
"ルター研究 別冊2号 宗教改革500周年とわたしたち 2" の最低購入数は 1 です.
本書は、2015年の聖書週間に上智大学にて行われた聖書講座をもとに、書き下ろした論集
内藤新吾 二つの領域を生きる私たち──いわゆるルターの二王国論を巡って、脱原発の経験から
竹原創一 ルターの聖書解釈方法の特質──文字的意味と転義的意味
吉田新 ルター訳聖書と現代ドイツ教会──伝統の継承か、刷新か
川中仁 キリストの福音の伝承──「聖書のみ」と「聖書と伝統」の対立を超えて
鈴木浩 ルターにおける「つまずきの石」と「神学的突破」
竹内修一 キリスト教文化研究所所蔵『ルター訳聖書』について
"ルターにおける聖書と神学" の最低購入数は 1 です.
ルターが客人や友人と食卓を囲んで語った「語録集」。
幼少時代や福音主義の信仰に至る経験、家族生活および信仰の本質にかかわる諸問題など、ルター自身による貴重な伝記的資料であり、また彼の宗教思想の核心を生のまま伝える貴重な記録。
ワイマール版原典に基づく最新訳。
"卓上語録" の最低購入数は 1 です.
宗教改革の源泉とは何か?ルターの信仰と経験から読み解く
マルティン・ルター(1483-1546)ほど、その名が広く知られながら、その思想と信仰の内容が理解されていない人物は少ない。
宗教改革の政治的、歴史的意義は語られるが、彼の経験と信仰についてはあまり語られることがない。
ヨーロッパの16世紀はルネサンスの時代であり、精神の若返りの時代であったが、それは宗教的生命の高揚した世紀でもあった。
その宗教的生命がル ターの個人的体験の深みにおいて経験され、それが爆発して人々の心を揺り動かし浸透していった。
しかし激しく流出していったエネルギーは500年の時を経 て次第に衰退し、今日では無神論とニヒリズムが定着している。
本書はルターの優れた思想的営為を通して、宗教的生命の豊かさと純粋さ、信仰の誠実さと勇気を明らかにし、彼の宗教とその意義が制度としての教会を遥かに越えて人間自身に及んでいることを示す。
宗教と霊性の可能性を現代に問う好著である。
"ルターの知的遺産" の最低購入数は 1 です.
新しい信念を携え、カトリック体制や過激派宗教改革者と戦い、近代社会の扉へと近づいたルター。その一生を追うとともに、宗教改革時代の歴史的考察を進め、ルター派の容認までをみる。
目次: ヨーロッパ中世世界の破壊者 1.改革者ルターの誕生 2.カトリックとの戦い 3.改革運動の展開 4.ルター派容認への道
"キリスト者の自由と愛 ルター『キリスト者の自由』を読む" の最低購入数は 1 です.
【目次より】
「ルターと聖書」――現代に置かれている聖書に着目して 宮本新
「信仰」から「真実」へ――『聖書協会共同訳』のピスティス 立山忠浩
カトリック教会の教会法秩序とルターの聖書観の対比的考察 高井保雄
ほか
"ルター研究 第16巻" の最低購入数は 1 です.
修道院でのきびしい苦行、思索、研究をかさね、深い精神的苦悶をのりこえて「新たな義の理解」に到達したルター。
本書では「ルターの住んだとき・ところ」「ルターの思想」など3章で、その生涯と思想を記述する。
1 ルターの住んだとき・ところ(そのころの民衆の生活/ルネサンスをささえた商人貴族/ルター宗教改革の背景)
2 マルチン・ルターの生涯(恵みの神をもとめて/宗教改革ののろし/宗教改革運動の進展/挫折と再起 ほか)
3 ルターの思想(若きルターの神学──『ローマ書講義』/宗教改革の発端──『九五か条の提題』/ローマとの対決──宗教改革の三大文書 ほか)
"人と思想009 ルター 新装版" の最低購入数は 1 です.
この本が私の本来の、ひそかな願いに適って、ひとりひとりの読者の方がルターの信仰の一端に触れて、信仰の学びとし、現代の混沌の中で「生かされて、生きる」自らを発見するものとなりえるよう願っています。
(「あとがき」より)
"マルチン・ルター 原典による信仰と思想" の最低購入数は 1 です.
本書は203篇の手紙を、11のテーマ毎に時系列に並べて編集されています。
従って、1519年のルターと1545年のルターとを比較することができます。
そこに見えてくるのは、ルター神学(福音理解)の一貫性です。
牧会者としてのルターは、状況の中で一所懸命に、彼が聖書から再出発した「福音に生きる喜び」を人々に伝えようとしています。
宛先は、福音主義を信奉するが故に獄に繋がれている人、犯罪者、死に直面している人、愛する者を失い悲嘆の中にある人々、学生、同労の牧師、長男ハンス、妻ケーテ、領主、あらゆる人々を含みます。
"ルターの慰めと励ましの手紙" の最低購入数は 1 です.
"【取り寄せ・在庫僅少】神の支配とこの世の権力の思想史 聖書、アウグスティヌス、中世、ルター" の最低購入数は 1 です.
現代は危機の時代だ。しかし、それは改造、革新、革命といった、人を動かす(時に人を殺しうる程の)思想が生まれる契機ともなる。日蓮とルター。東西の宗教改革の重要人物にして、誕生した当初から力を持ち、未だ受容されている思想書(『立正安国論』と『キリスト者の自由』)を著した者たち。なぜ彼らの思想は古典になり、影響を与え続けるのか? その力の源泉と、改革の先にある平和構築の鍵まで解き明かす!佐藤優にしかできない、宗教講義!!
【目次】新書版まえがきまえがき第一講 東と西の革命児第二講 改革と革新の源流第三講 日本と革命あとがき主要参考文献
特集:宗教改革と疫病
《翻訳》マルティン・ルター「人は死から逃れることができるのかについて」(1527年)WA23,323-386 (訳)多田哲
ルターの「ペスト書簡」を読む 宮本新
「まことの礼拝」を考える――新型コロナウイルス禍の産物 立山忠浩
コロナ――人類・ルター・教会 江口再起
"ルター研究 第17巻" の最低購入数は 1 です.
後期スコラ神学とはオッカムの影響を受けたガブリエル・ビールの思想を指す。その中心思想は修道目的である,神により義人と判断される「義認」を得るための準備についての学説である。いわゆる恩恵と自由意志のどちらを優先するかという問題であり,ルターは自由意志を優先するビールを批判し,関連の文書を発表した。本書は宗教改革の基本となる難解な一連の文書の待望の翻訳と紹介である。
"ルター選集3 ルターのことば" の最低購入数は 1 です.
伝染病の流行と宗教改革との関係とは? 伝染病の流行によって形成された、峻厳な神という時代の心性……それがルターにどのような影響を与えたのか。ペスト史研究者がルターの宗教改革の原因を論じた第2版。