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※オンデマンド(OD)版
キリスト教の愛=アガペーの本質を、ギリシャ的な愛=エロースとの対決において徹底的に究明した古典的名著。
第1巻は新約思想とプラトン・アリストテレスらとの比較検討。
[目次]
第一章 序論(キリスト教の愛の観念/二つの対立する愛の観念/キリスト教におけるアガペーの観念の中心性 ほか)
第二章 アガペーと福音──神との交りの新しい道(誤れる出発点/神との交りの新しい道/アガペーの意義 ほか)
第三章 パウロのアガペー──十字架のアガペー(イエスとパウロ/パウロの宗教的展開におけるアガペー/術語としてのアガペー ほか)
第四章 ヨハネのアガペー──神はアガペーなり(アガペーの観念の最終的信条方式化/ヨハネのアガペー概念の重複性)
第五章 プラトンのエロース──エロースと救い(先駆者か対向者か/プラトン以前の神秘宗教のエロース/プラトンの対話篇 ほか)
第六章 アリストテレスとプロティヌスにおけるエロース──普遍的エロース(エロースの観念の発達/アリストテレスにおけるエロースの観念/プロティヌスと「アレキサンドリア学派の世界機構」 ほか)
第七章 アガペーとエロースの本質的対比(古代の価値の転倒/本質的な対比/対比の面──愛の諸関係 ほか)