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「絵画は無言の啓示者である」
第1次大戦中、従軍牧師として前線の塹壕にあったティリッヒは、1枚の粗末な複製画に目をとめる・・・。
啓示的な出会いとなったボッティチェッリから、セザンヌ、ピカソ、ジャクソン・ポロックまで、《文化の神学者》ティリッヒが、「究極的リアリティー」と芸術・建築との関りを追求した論文・講演の集大成。
未完の資料5点を含む。
現代プロテスタント建築への提言はいまなお貴重である。
[目次]
推薦のことば──加藤常昭
序論──ジョン・ディレンバーガー
ティリッヒの生と思想における芸術(現実と空想の境界に立って/「私はなにものか」からの抜粋 ほか)
芸術と建築(住まうことと空間と時間/近代芸術の実存主義的様相/神学と建築/芸術におけるデーモン的なるもの/現代のプロテスタント建築 ほか)
小論(真正の宗教芸術/美の一瞬/「新しい人間像」に対する序文的注釈 ほか)