ヨハネ書簡の第一人者が日本語で書き下ろす、聖書注解シリーズ最新刊
ヨハネ福音書のキリスト論を受け継ぎ展開する、「ヨハネ共同体」に回覧されたヨハネ書簡。論敵との分離が共同体に与えた傷、その癒しと新たな一致の再構築を奨励する手紙を、日本におけるヨハネ書簡の第一人者が綿密に解説。ヨハネ書簡理解に有益な背景・知識も多数提供。
定評ある英国の註解書「International Critical Commentary(ICC)」シリーズ『ローマ書』の簡約改訂版。コンパクトにまとめられた原著を、著者自身がさらに考察を深め、最晩年まで改訂し続けた最新の内容を反映させた決定版の邦訳。牧師・神学生必携の書。
【目次】
概説
第1章 手紙の冒頭の決まり文句
第2章 パウロとローマ教会
第3章 書簡の主題
第4章 神からの、信仰のみによる義の啓示――「信仰による義人」の詳説
第5章 信仰による義人たちに約束されている生――「生きるであろう」の詳説
第6章 人間の不信仰と神の真実
第7章 信仰による義人たちに命じられている従順
第8章 書簡の結び
キリストの十字架と復活の福音を信じ、キリストに従って生きる道を指し示すコリント人への第一の手紙。最新の学問的成果を踏まえながら、手堅い翻訳と明快な解説によってその特徴を明らかにする。三分冊の第二巻では、キリスト者にもたらされた「新しい生き方」と「キリスト者の自由」の正しい理解、そして信仰生活の実践に必要な「隣人愛」について説く。
神の恵みとしての福音、みことばに従って生きる歩み、信仰による愛と赦しなどを記した、短くても、味わいのあるテトスへの手紙・ピレモンへの手紙の二書を解き明かす講解説教。
異教社会の中でキリスト者は具体的にどう生きたらよいのか。結婚、社会生活、教会生活、礼拝の問題等に対する聖書のメッセージを聞き取る。コリント人の手紙第一の7章から11章までを解き明かす講解説教。
緻密を極めた、世界最高水準の第二コリント書注解、待望の第2回配本。
全3巻となる予定ですが、刊行順は変則的となります。最初に8章から9章までの注解(パウロが献金問題を論究した重要箇所)を、第1回配本として刊行しました(2017年11月)。今回の第2回配本は、第二コリント書の終結部となる10章から13章まで。最後に、1章から7章を扱う巻となります(これは数年後となる予定です)。
詩編を読む「旅」のガイドブック。詩の中で嘆きが賛美に変えられていくのを読みながら、私たちもまた、嘆きの底から引き上げられていこう。下巻では詩編の後半から20編を取り上げて解説。詩編と新約聖書と現代世界を自由に往還しつつ、詩編を読む喜びに私たちを招く。
このイザヤ書第5巻は、丹羽鋹之牧師が1971年4月25日聖日礼拝の「神の報復の日」(イザヤ書61章)から71年12月26日聖日礼拝の「我はここにあり」(イザヤ書65章1~12節)までの7回分のメッセージと1977年元旦礼拝の「御霊の働き、大きく現れる年」(イザヤ書66章7~9節)と1月2日聖日礼拝の「御霊の愛、教会に溢れて」(イザヤ書66章10~14節)の2回分をまとめたものです。(「はじめに」より)
"丹羽鋹之聖書講解 イザヤ書5 [61~66章]" の最低購入数は 1 です.
十字架の光の中で詩編の言葉を聴きたい
「嘆き」と「賛美」という相反する要素を含む詩編をどう読むのか。上巻では詩編の前半から精選した詩を取り上げ、キリストを証しする書として読み解く。各章末には祈りを掲載し、詩編に基づく祈りへと読者を促す。詩編のメッセージを汲み取るのは難しいと思う方にお勧めの書。
はじめに 詩編をどう読むか
第1編 いかに幸いなことか 第2編 騒ぐな 第6編 弱さの極みの中で 第8編 栄光は貧しさの中に 第14編 正しい人はひとりもいない 第19編 わたしの贖い主よ 第22編 Ⅰ(1─22節) 主よ、離れないでください 第22編 Ⅱ(23─31節) 神は苦しみを侮らず 第23編 主は羊飼い 第30編 わたしの神、主よ 第37編 Ⅰ(1─22節) 主は知っている 第37編 Ⅱ(23─40節) 主は人の一歩一歩を定め 第42・43編 Ⅰ(42・1─7) 神を待ち望め 第42・43編 Ⅱ(42・7─12) 主の歌がわたしと共に 第42・43編 Ⅲ(43) 御顔こそ、わたしの救い 第44編 神を待つ者 第45編 あなたの民とあなたの父の家を忘れよ 第51編 Ⅰ(1─11節) 罪から清めてください 第51編 Ⅱ(12─21節) 新しい霊を授けてください 第69編 恵みと慈しみの主よ
あとがき
分裂と党派争い、道徳上の乱れの中にある教会に対して、パウロはどんな指針を与えたのか。コリント人への手紙第一の1章から6章までを説き明かす。