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6,050  (税込) (税抜 5,500 )

自然と神と人間の親密な関係とは?

聖書における自然世界は、本当に人間を中心に描かれているのか? 旧約テキストに登場する自然物を、人格を持ち神と人に応答する活動的な存在として読み解き、人類学や哲学の視点を取り入れつつ古代イスラエルの自然観を論じた画期的な研究。環境問題と聖書の関係を再考するために最適の書。

"旧約聖書と環境倫理 人格としての自然世界" の最低購入数は 1 です.


1,870  (税込) (税抜 1,700 )
9784484212210, CCCメディアハウス, 魯恩碩, 2021年7月, 四六, 416, こちらの商品は出版社/メーカーからのお取り寄せとなります。取り寄せ所要日数は通常7~10日程度です。ご注文後のキャンセルはお受けいたしかねます。また、メーカー・出版社の在庫状況によってはお取り寄せが出来ない場合もございます。予めご了承くださいませ。

この資本主義社会を倫理的に生きることは可能か?

《愛し、赦し、共に生きるための「究極のリベラルアーツ」。7人の学生と神学教授が、12の対話の果てに見つけたものとは?――国際基督教大学の必須教養科目を書籍化》

信仰とは「なぜ」と問う勇気。
たしかにこの世界は、不条理と理不尽に満ちている。
しかし、私たちには「なぜ」と問う力がある。

神学は現代社会を支えるもっとも影響力のある思想の一つである。20億人以上が信仰する世界宗教のキリスト教について知ることは、世界人口の3割以上の人たちが共有している価値観や世界観に耳を傾けることでもある。キリスト教は日本ではマイノリティーの宗教ゆえ、イメージしにくいかもしれない。しかし、たとえば、私たちを当たり前に守っている「日本国憲法」の人権概念が、キリスト教の人間観と無縁ではないといわれるとどうだろう。あるいは、「私たちが生きるいまの世界」を形づくった、科学技術の発展、産業革命、リベラルな民主主義に、キリスト教の思想がかかわっているといわれるとどうだろう。

「競争社会で人を出し抜かずに生きられるか?」「正当化できる暴力や戦争は存在するのか?」「そもそも、人はなぜ等しく尊厳を持つ存在なのか?」ほか、容易には解が見つからない12の究極の問いをテーマに、立場も考えかたも違う7人の学生と教授が話し合う。教授は言う。宗教においては、自分が信じるものとは違った教えとの対話が、とても大切な平和的な態度であると信じています、と。人生に落胆したとき、自分を支える思想の一つとして、あるいは、勇気を持ち、多様な他者と語り合い、世界に高くはばたくための武器として、神学の基礎教養を身につける入門書。

人は、自分の限界を知る存在である。
自分の限界を知っている。
だから人は祈る。
「祈り」という言葉がない言語はない。


4,620  (税込) (税抜 4,200 )

旧約聖書を生んだ捕囚後ユダヤ共同体の実態を描いた力作を増補改訂

捕囚期以後、ペルシア時代のユダヤ共同体(イェフド)は歴史的・社会的試練と苦難に直面し、それを神への信仰によって乗り越えようとした。その苦闘の結晶が旧約聖書である。律法・預言書・諸書、旧約正典諸文書編纂の担い手となった人々、諸文書の成立した時代的・社会的背景を問うた力作を増補改訂、さらに聖句索引を付す。

【目次】

第一部  五書

1  五書における歴史批判的研究の歴史

2  「契約の書」における捕囚期以後ユダヤ社会の構造

3  旧約聖書における審判思想の歴史的発展過程についての考察

第二部  預言書

4  申命記主義的歴史書とは何か

5  エレミヤ書の「申命記主義的編集層」に関する一考察

第三部  諸書

6  Qumran 共同体における貧者の神学

7  詩編における貧者の神学

8  「貧者の神学」の社会経済的背景に対する考察

"旧約文書の成立背景を問う 共存を求めるユダヤ共同体 増補改訂版" の最低購入数は 1 です.