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2,640  (税込) (税抜 2,400 )
9784766425604, 慶應義塾大学出版会, 松田隆美, 2019年4月, 四六, 256, こちらの商品は出版社/メーカーからのお取り寄せとなります。取り寄せ所要日数は通常7~10日程度です。ご注文後のキャンセルはお受けいたしかねます。また、メーカー・出版社の在庫状況によってはお取り寄せが出来ない場合もございます。予めご了承くださいませ。

「英詩の父」チョーサーの代表作『カンタベリー物語』。カンタベリー大聖堂への巡礼の途上、職業も身分も異なる巡礼たちが語る多種多様な物語は、キリスト教を支柱とする一枚岩的な世界とは異なる、豊饒な世界を描き出し、物語文学のジャンルを拡張した。神が細部に宿る物語世界のダイナミズムを丁寧に描く。

序 『カンタベリー物語』の中世的な面白さ
1 『カンタベリー物語』の誕生(チョーサーの生涯と文学観;『カンタベリー物語』の写本と構造;巡礼という枠組と「総序の詩」)
2 話の饗宴―『カンタベリー物語』のダイナミズム(ヨーロッパ中世と古代;ファブリオ的な笑いの変容;賢妻と女性の声;うっとうしい教会関係者と誤読;奇蹟、驚異、魔術とオリエント;不条理な死と勝利;ジャンルの解体とメタナラティブ)
3 物語の終焉―『カンタベリー物語』のその後(『カンタベリー物語』の終わりの感覚;『カンタベリー物語』のその後と現代)


3,300  (税込) (税抜 3,000 )
9784766421811, 慶應義塾大学出版会, 松田隆美/徳永聡子:編, 2014年10月, A5変型, 298, こちらの商品は出版社/メーカーからのお取り寄せとなります。取り寄せ所要日数は通常7~10日程度です。ご注文後のキャンセルはお受けいたしかねます。また、メーカー・出版社の在庫状況によってはお取り寄せが出来ない場合もございます。予めご了承くださいませ。
書物は世界の真理をどのように収めようとしたのか。 辞典、神学書、哲学書、歴史書といった書物を1冊ずつ選び、その内容と時代背景と造本について濃密に論じる。 貴重書の未知なる宇宙を明らかにする11篇の論考集。   【目次】 前 言 松田隆美・徳永聡子 プラトンの近代校訂本...
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3,520  (税込) (税抜 3,200 )
9784906791743, ぷねうま舎, 松田隆美, 2017年10月, 四六, 300, こちらの商品は出版社/メーカーからのお取り寄せとなります。取り寄せ所要日数は通常7~10日程度です。ご注文後のキャンセルはお受けいたしかねます。また、メーカー・出版社の在庫状況によってはお取り寄せが出来ない場合もございます。予めご了承くださいませ。

煉獄と地獄の図絵、99点収録。聖職者・知識階級ではなく、中世ヨーロッパの一般大衆は死と死後の世界をどのようにイメージしていたのだろうか。

13~16世紀、黒死病(ペスト)の惨劇をくぐった中世は、死後世界をめぐってさまざまな表象と物語を生み、やがては煉獄の誕生をみる。往生術、死後世界探訪譚、死の舞踏という死の文学のモチーフにおいて煉獄が果たした役割とは何だったのか。

 

説教、教化文学、壁画、ステンドグラス、時祷書、装飾写本などを図像とともに広く渉猟し、人々の心性に浸透してその死生観の根となった要素を掘り起こす。

 

序章 ヨーロッパ中世の死生観を考えるためのいくつかの前提

第1章 死とむきあう──現世蔑視と現世無常

第2章 死を飼いならす──煉獄の役割と死後の保険

第3章 死と対面する──いまわの際のドラマ

第4章 死後を生きる──死後世界の探訪と表象

 

終章 死の変容──薄く引き延ばされた死

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5,280  (税込) (税抜 4,800 )
9784756622839, ありな書房, 伊藤博明/金山弘昌/新保淳乃/金沢文緒/松田隆美:著, 2022年12月, A5, 276, こちらの商品は出版社/メーカーからのお取り寄せとなります。取り寄せ所要日数は1~3週間程度です。ご注文後のキャンセルはお受けいたしかねます。また、メーカー・出版社の在庫状況によってはお取り寄せが出来ない場合もございます。予めご了承くださいませ。

本書『叡智のアルストピア』であつかわれるテーマは、エジプトから叡智とともに伝わったベルニーニによる《象のオベリスク》とイタリアにおけるエジプト熱、そして新しい科学の発見にともなう知見を映すベルニーニの《アポロンとダフネ》とガリレオの宇宙論、オリエントに由来する膨大な薬草術で病と人びとを治癒する修道女たち、ルネサンス後期にはじめて演じられたオペラの舞台美術で一世を風靡したビビエーナ一族と美術との関係、イギリスの貴族たちのグランド・ツアーの珍品蒐集と絵画コレクションをアレンジした当時の旅行案内書を通してイタリアの芸術と叡智の伝播と広がり、などである。そしてそれらの創造的営為と、それらの起源と展開と伝播(外延)を通して、アルス(芸術)が本来有しているべき叡智(内包)を明らかにすることを目指している。
シリーズ「イタリア美術叢書」は、初期ルネサンス、盛期ルネサンス、マニエリスム、バロック、新古典主義と、いわゆる「美しいアルス」(fine arts, beaux-arts, schönen Künste)、すなわち美術を主たる対象として読み解いてきた。それに加え、本書『叡智のアルストピア』においては、これまでの「アルストピア」に、さらなる内容的拡張が二つの観点から企てられている。そのひとつは、アルストピアという言葉が意味する内的な観点からであり、アルスの原義がもっているより広い意味を生かそうとするものである。もうひとつは、アルトピアという概念が帯びる外的な観点からであり、歴史的・社会的なコンテクストを十分に踏まえようとするものである。
シリーズ「イタリア美術叢書」の各タイトルに付された「アルストピア」(Arstopia)とは、ラテン語の「アルス」と「トピア」からなる造語である。アルスは、英語の「アート」すなわち「芸術」を、「トピア」は、ギリシア語の「トポス」がもつ含意を生かし、「アルスの(ある)場所(トピア)」という意味をもたせている。

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