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恍惚と忘我のうちに神との真の合一を果たすというユダヤ人の神秘的な神体験、これこそさまざまな迫害を乗りこえユダヤ民族をつき動かしてきた原動力に他ならない。本書はユダヤ教内部のこの神秘思想を歴史的発展的に辿り、その諸特徴とユダヤ民族の歴史における意味等を明らかにする。
ドイツ語版への序英語版第一版への序より第一章 ユダヤ神秘主義の一般的特質第二章 メルカーバー神秘主義とユダヤのグノーシス第三章 中世におけるドイツのハシディズム第四章 アブラハム・アブーラーフィアと預言者的カバラー第五章 ゾーハル その一 書物とその著者第六章 ゾーハル その二 ゾーハルの神智学的教義第七章 イサアク・ルーリアとその学派第八章 サバタイ主義と神秘主義的異端第九章 ポーランドのハシディズム、ユダヤ神秘主義の終局訳者後記(山下肇)訳注原注参考文献索引