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宗教なんてうさんくさい。うっかりハマったら怖い。だから近づかない。多くの日本人はそう思っている。
だけど、どんな国でも地域でも、宗教はすっかり日常に溶け込んでいる。
文化や価値観の骨格であり、それゆえ紛争のタネにもなる。
宗教を知らなければ、世界の人びとを理解することはできないのだ。
この本では、世界の宗教を理解するための基礎中の基礎を紹介。
「人類の叡智としての宗教」のエッセンスが詰まった、小さいながら充実の入門書。
宗教とはなにか
宗教社会学とはなにか
ユダヤ教とはなにか──契約と律法
キリスト教とはなにか──福音と愛の思想
宗教改革とはなにか──ルターとカルヴァン
イスラム教とはなにか──ウンマとイスラム法
初期仏教とはなにか──サンガの思想
大乗仏教とはなにか──菩薩・般若・極楽浄土
中国と日本の仏教──仏教の伝播と変容
儒教とはなにか──孔孟の思想・朱子学
尊王攘夷とはなにか──山崎闇斎学派と水戸学
再び宗教を考える