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聖書の解説から西洋名画の見方が大きく変わる、楽しい3冊シリーズ。
第3弾は「聖母マリア」篇。
イエスを「神の子」とする解釈はどのようになされたのか、樹木の育たない荒野の中の町・エルサレムではたして十字架を作りえたのか?
マリアの処女性を強調する伝説、神とその背後にある「三位一体」説、「神の子殺し」の罪状をユダヤ民族へと巧妙に転嫁した初期キリスト教の物書きたち…。
名画の裏に隠されたキリスト教の衝撃の歴史を読む。
カラー口絵付、学芸文庫オリジナル。
第1章 聖母マリアの誕生物語
第2章 カタコンベとドウラ・エウロポス
第3章 ラベンナのモザイク画──裸のイエス
第4章 「三位一体の教え」と「醜悪なる神」の登場
第5章 聖十字架伝説──十字架の発見物語
第6章 「神の子殺し」の告発と救いのないキリスト教美術