商品詳細
タグ
説明
「人は死において、ひとりひとりその名を呼ばれなければならないものなのだ」。シベリアでの収容所体験の日々と戦後日本社会に著者は何をみたか。
【目次】
確認されない死のなかで-強制収容所における一人の死
ある"共生"の経験から
ペシミストの勇気について
オギーダ
沈黙と失語
強制された日常から
終りの未知-強制収容所の日常
望郷と海
弱者の正義-強制収容所内の密告
沈黙するための言葉
不思議な場面で立ちどまること
『邂逅』について
棒をのんだ話
肉親へあてた手紙-一九五九年一〇月
一九五六年から一九五八年までのノートから
一九五九年から一九六二年までのノートから
一九六三年以後のノートから