商品詳細
タグ
説明
悩める若者たちとの問答を通じて、宗教の本質に迫る。
「カルト」の台頭がドイツ社会を揺るがしていた頃、『波紋』『ダライ・ラマ 平和を語る』等で知られる人気作家だった著者は若者たちに寄り添い、「愛」と「理性」の道しるべを示した。
「キリスト教、仏教等をはじめ、あらゆる宗教の根本にあるべきものは人類愛である」という観点から、カルトに惑わされないため「真贋を見分ける理性の目を養う」ことの重要性を示す。今あらためて必要な書。
【目次】
序 若くはない人、批評家、教育者、神学者への手紙
第一章 自己発見
第二章 神は存在するか
第三章 どのようにして神を「体験」できるか
第四章 神観念について
第五章 神を信じなければならないか
第六章 イエスとはいったい何者か
第七章 「教会」に所属しなければならないか
第八章 人生の意味について
第九章 神はなぜ悪を許すのか
第十章 天国、地獄、悪魔など
第十一章 祈りは古くさいか
第十二章 死の恐怖
訳者あとがき