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ウェーバーが用いたエートスの意味を探る。『宗教社会学論集』に収録されている実質的な宗教社会学的研究を、エートスの視座から読み解き、再構成するとともに、かれの未完の計画=西洋のキリスト教についてもその全貌を示す。
第1章 「近代の経済エートス」の形成―禁欲的プロテスタンティズムと資本主義(ベンジャミン・フランクリン;資本主義の「精神」 ほか)
第2章 アジアの社会と宗教―中国およびインドと資本主義の精神(二つの基本的な認識;家産制と官吏―中国 ほか)
第3章 古代ユダヤ教と預言者のカリスマ―歴史の転轍手としての「世界像」(二つの挿入文;イスラエルの神 ほか)
第4章 官職カリスマと宗派のエートス―西洋のエートス形成(未完の計画;ユダヤ教とイエス ほか)