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加藤常昭は、あの時何を考え、今何を願っているのか?
日本福音教会や吉祥寺教会での教会生活や説教聴聞の体験から、ドイツでの恩師との出会い、日本の教会での伝道、実践神学理論の構築、説教塾の設立、そして誰もが語りたがらない日本基督教団と東京神学大学の紛争に至るまで・・・。
加藤常昭の歩みを井ノ川勝・平野克己・朝岡勝・森島豊による詳細な聞き取りによって辿る決定版回顧録。
戦後の日本の教会の歩みを知る上でも不可欠な貴重な証言集。
[目次]
1 説教と神学をめぐって(はじめに/なぜ説教か?/説教聴聞の体験/日本福音教会/預言としての説教/説教スタイルの確立/バルト/シュライアマハー/実践神学理論の構築/パースペクティヴ思考法/トゥルンアイゼン/読書体験/講解説教を主題的に語る/説教黙想/ドイツ告白教会の戦い/ボーレン先生との出会い/実践神学と倫理学/ドイツ留学/日本の教会における説教の課題/終末論的に生きる/説教批評・説教分析/説教塾の設立/説教塾の歩みと実り、そしてこれからの課題/神の言葉の神学/聖書論/説教者論/聖書の読み方/物語の説教と教える説教/聴き手の諦め/祈り/朝日カルチャーセンターとFEBC)
2 教会と伝道をめぐって(慰めの共同体・教会/信徒による相互牧会/会堂建築/長老制度の教会形成/日本基督教団/全国連合長老会・改革長老教会協議会/子どもの礼拝・子どものための説教/これからの日本の教会の伝道──絶望と救い)
3 戦後の文化と社会をめぐって(ひとりの人間としての言葉/牧師の政治的活動/現代における性倫理/日本の思想/教団紛争・東神大紛争/キリスト教出版)