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明治初期の日本において、農学者、教育家、キリスト者として活躍した津田仙。
その人物と業績をたどり、彼が朝鮮の近代化と日朝友好の文化交流に果たした役割を探る。
著者渾身の意欲作。
第1章 朝鮮開化党とキリスト教(甲申政変の原因と動機/初期開化党の開化方法論──武力主義と非武力主義)
第2章 津田仙の人物とその活動(津田仙の青少年時代/津田仙と農業 ほか)
第3章 津田仙と朝鮮農業(津田仙の『農業三事』と安宗洙の『農政新編』/津田仙と朝鮮「農務社」)
第4章 津田仙と朝鮮キリスト教(津田仙と朝鮮人李樹延との接触/李樹延のキリスト教観 ほか)