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20世紀の良心と称えられたラインホルト・シュナイダー。
本書はその生涯と思想を初めて本格的に紹介するだけでなく、闇の時代にあって真実を希求し、虚無の中にあって光に向かう意味を問う稀有の書。
ラインホルト・シュナイダーと病気
没落の時代の詩人──シュナイダーとカモンイス
『カール五世の前に立つラス・カサス』における虚構された二人の人物
ただ真理の声で私はありたい──ナチス時代におけるシュナイダーの発言
歴史のなかの預言者的実存──シュナイダーとエレミヤ
『大いなる断念』──政治と宗教の悲劇的葛藤
キリスト教は悲劇か──晩年のシュナイダーの悲劇的キリスト教
付録 ディートリヒ・ボンヘッファーの『抵抗と信従』詩論
ほか