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上智大学夏期神学講習会講演集(2004年度)
現代の世相において、信仰者たちの士気=モラルは、いまだ揺るぎないか。あいまいになりつつあるキリスト者としての行動基準を今一度、グローバル化・紛争・性と生命などのキーワードから見渡し、教導者や神学が提供する倫理的な判断の意味を、ポスト・モダンという時代における思想や文学、霊性と倫理のかかわり、および聖書からとらえ直そうとします。困難な中で福音の価値を生き抜くための「創造的な回心」への励ましが、新たな視野を開こうとする各寄稿者により意欲的に語られます。●目次第I部 苦境から光へグローバル世界における教会の役割 輿石 勇(聖公会志木聖母教会司祭)人間の基本的ニーズと平和 ??北アイルランド紛争の場合?? 小山 英之(上智大学講師)生命と性について ??いのちへの選択?? ホアン・マシア(元コミリアス大学教授)第II部 伝統から明日へカトリック教会は、現代世界のどこで働くのか 森 一弘(カトリック東京大司教区司教)カトリック教会が教えを語るとき 増田 祐志(上智大学講師)カトリック倫理神学の形成とその現代的意味 竹内 修一(上智大学講師)第III部 展開から実りへ秘跡と典礼がポスト・モダン社会に果たす役割 具 正謨(上智大学講師)現代ユダヤ教思想とキリスト教の倫理 ホアン・アイダル(上智大学講師)文学から見た倫理と霊性 ??太宰治から遠藤周作へ?? 片山 はるひ(上智大学助教授)現代の恩恵論と倫理 光延 一郎(上智大学助教授)第IV部 源泉から今へイエスにおける「神の王国」の倫理 廣石 望(フェリス女学院大学助教授)「兄弟を愛さない者は死の中に留まっている」??ヨハネの共同体はなぜ断言できるのか 小林 稔(上智大学神学部教授)パウロの愛の教えとイエス 太田 修司(上智大学講師)
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