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本書は、スコットランドの神学者サムエル・ラザフォード(1600-1661)の思想を中心に、プロテスタント・スコラ神学と正統主義神学の再評価を試みる。
これらの神学は長らく、宗教改革神学と断絶・対立するものとして批判的に評価されてきた。
しかし著者は、「宗教改革と後期宗教改革との連続性と非連続性」、「セントラル・ドグマ理論」、そして「カルヴァン主義者に対抗するカルヴァン」といった視点を通じて、従来の像に新たな読み直しを迫る。
日本ではほとんど顧みられることのなかった分野に光を当てた貴重な労作。