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説明
指針を失った時代の中、教育の在り方が問われている。
四十年以上にわたりキリスト教教育の現場に身を置いてきた著者はそこで何を見、何を感じ、何を求めたのか。
本書は著者が各地でおこなった講演や研究会での講話を中心にまとめたアンソロジーであり、その歴史、意義、使命を説きながら、果たしてこの時代にキリスト教教育はいかなる貢献ができるのかを常に問い続けてきた軌跡を滋味豊かな言葉で伝える好著である。
序にかえて
第一部 人を生かすキリスト教教育
第一章 キリスト教精神に立つ大学におけるキリスト教教育
第二章 キリスト教に基盤をもつ教育共同体――人を生かすキリスト教教育
第三章 キリスト教学校教育同盟の意義と使命
第四章 キリスト教学校の教師の使命――すべての教師が見出せるように
第五章 キリスト教教育と教育基本法
第二部 キリスト教教育の課題と使命
第六章 キリスト教教育の課題
第七章 福音と教育
第八章 キリスト教女子大学・短期大学の存在意義
第九章 キリスト教学校の礼拝
第十章 キリストと共なる前進――アジア・太平洋地域におけるキリスト教学校の使命と意義
第三部 キリスト教大学を巣立つあなたに
第十一章 澄み冴えた心をもって――卒業礼拝説教
第十二章 愛をもって仕える人に――大学学位授与式告辞
第十三章 学びの姿勢をもち続けて――大学院学位授与式告辞
あとがき