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聖書の「出エジプト記」にはエジプトで奴隷状態にあったイスラエル人を開放へと導くモーセの姿が描かれている。
偉大な指導者として知られる彼だが、その人生は忘恩の民による裏切りをはじめとする絶望や辛苦に彩られたものだった。
ユダヤ教のラビである著者は、多くの現代人が味わっている失意や挫折感にモーセの姿を重ね、深い絶望の中から生きる希望や叡智を見つけ出す秘訣を解き明かしている。
夢なき時代を照らす類を見ない人生論。
はしがき
一章 あえて夢見る人になること
二章 誰のために働くのか?
三章 行く道は険しくとも
四章 古い夢と引き替えに新しい夢を抱くこと
五章 約束を守ること
六章 物事のすべてを自分のせいにしないこと
七章 善人が犯す間違い
八章 人生の幸せな終章の綴り方
訳者あとがき