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1970 年代にアメリカで始まった「文字批評」は、今やヨーロッパにおいても M. ヘンゲル、E. シュテーゲマン、 U. ルツ などの著書により知られているが、 日本の新約聖書学界では、未だなお余り知られていないように思われる。
著者はマルコによる福音書が西洋古典文学の文学的技法(均衡原理、正中律)やギリシャ語文法(特に動詞の未完了時制、形容詞)を用いて書かれていることに注目し、文学的アプローチを試みる。
さらに、日本基督教団の現状に一石を投じる「聖餐」に関する小論2編も含む。