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日本に福音的キリスト教を確立するために、神学形成と教会形成に苦闘した生涯を、上下 2部作で描く。
単なる「伝記」ではなく「神学的評伝」たることをめざした労作。
上巻は、生い立ちに始まり、1924年38歳で英国留学から帰国するまでを扱う。
この間、高倉は、植村正久の薫陶を受け、献身の志を与えられ、若き牧師として札幌と京都で働く傍ら、教会を真に宣教的な教会とする課題を痛感した。
上巻は、そのために高倉がいかなる神学的問題と格闘したかを明らかにし、福音主義信仰を明確にするまでの道のり、とりわけ英国留学での課題と成長を詳しく分析する。
目次
序に代えて
第一章 出自
第二章 幼少期
第三章 金沢・第四高等学校時代
第四章 植村正久との出会い
第五章 若き伝道者として
第六章 パスカル研究
第七章 京都吉田教会牧師としての働き
第八章 札幌北辰教会の牧師時代
第九章 洋行まで
第十章 文化から神の国理解へ
第十一章 英国留学
第十二章 留学前期の神学的課題
第十三章 留学後期の神学的課題 付論 神学的回心と信仰的回心 高倉徳太郎と桑田秀延の場合 高倉徳太郎略年譜(一九二四年まで)