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中世末期に衰退期を迎えた説教の歴史は、ルネサンスと宗教改革の時代を迎えてスコラ的残滓を脱ぎ捨てて、新しい文体を獲得し、その力強さと深みにおいて黄金期に到達する。
フス、サヴォナローラなどの先駆者から、ルター、ツヴィングリ、ブリンガー、カルヴァンを経てジョン・ノックスに到るまでの説教の歴史。
カトリックや再洗礼派などの説教も視野に収め、変革と激動の時代に神の言葉がいかに宣べ伝えられたかを描く。
[目次]
第四期 過渡的または改革的時代 一三六一ー一五七二年
第九章 ルネサンスと十四、十五世紀における説教
第一〇章 十四、十五世紀の説教家たち
第一一章 宗教改革と十六世紀の説教
第一二章 ドイツおよびドイツ語圏スイスにおける宗教改革の説教家たち
第一三章 フランスおよびヨーロッパ他地方における宗教改革の説教家たち
第一四章 イングランドとスコットランドの宗教改革の説教家たち
第一五章 十六世紀のローマ・カトリックの説教と説教家たち
第一六章 近世初頭の説教