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現代アメリカを代表する知性、教理史家ヤロスラフ・ペリカンの最近著。聖書の成立と解釈の歴史を、文化史的背景を交えて興味深く描く。
特にユダヤ教とキリスト教にとっての聖書の共通基盤を明らかにする。
[目次]
序章 「聖書」「完全なる聖書」「余計な部分を除いた聖書」
第一章 語り給う神
第二章 ヘブライ語で語られる真理
第三章 ギリシア語を話すモーセ
第四章 「書かれたトーラー」を越えて
第五章 『律法』と『預言書』の成就
第六章 第二の「契約の書」の形成
第七章 聖書の民
第八章 原典に戻れ
第九章 聖書のみ
第十章 聖書正典と聖書批評学
第十一章 人類全体へのメッセージ
第十二章 聖書の中の不思議な新しい世界