"七十人訳ギリシア語聖書 イザヤ書" の最低購入数は 1 です.
歴史的にも重要な「最初の聖書」。 本邦初訳。
都エルサレムの陥落、バビロンへの捕囚、異郷の地での希望なき生活。
ユダ王国に住む者たちを襲った民族的危機を前に、預言者エレミヤは「主の言葉」と信じたものを語り続けた。
ヘブライ語版よりも1000年以上も古いギリシア語版テクストを原典に忠実に翻訳。
詳細な解説を付した決定版。
人びとは神の声を聞かず、預言者の言葉を信じず、ゆえにエルサレムは滅んだ。
バビロン捕囚という苦難のなかで召命された預言者エゼキエルは、あまたの幻を見、そこで聞いた神の言葉を人びとに伝えつづけた。
ユダヤの歴史を知るうえでも重要な預言書のギリシア語版テクストを本邦初訳。
ギリシア語版邦訳の三大預言書、ついに完結。
歴史的に重要な預言書がついに日本語で読める!
丁寧な解説付きの決定版!
バビロン捕囚以前から前2世紀までに活躍したとされる12人の預言者たちと残された文書。
ヤコブとエサウの兄弟譚から神の教えをとくオバデヤ書、大魚に食べられる物語であるヨナ書、絶大な神の力とその怒りの恐ろしさを語るハバクク書など、アッシリア帝国時代、バビロニア帝国時代、そして400年あまり続いたペルシア時代に生きたユダヤ民族についての歴史資料としても、預言者たちの神理解の展開を知る上でも第一級の資料、本邦初訳。
紀元前3世紀頃、ギリシアが強大な力を持っていたヘレニズム時代。
アレクサンドリア(エジプト)の七十二人のユダヤ人長老たちがヘブライ語聖書をギリシア語に翻訳しはじめたという。
この通称「七十人訳(しちじゅうにんやく)」が、新興宗教の一つでしかなかったキリスト教を地中海世界に広め、その後の世界宗教としての展開を決定づけることになる――。
現存する最古の体系的聖書であり、イエスの時代に普及していた七十人訳。
本書では、死海写本や史書とも照らしつつ、当時の聖書解釈までを含めて翻訳・注解する。
エルサレムからバビロンへと囚われたユダヤ民族。
そのなかで、ひときわ優れた人物がいた。
その名はダニエル。
王に重用されたダニエルは王の夢の謎をとき、そしてみずからも預言の夢をみることになる。
ダニエル書への付加2篇も収録。
二つの時代の異なるギリシア語訳を併記。本邦初訳。
モーセ五書の後の「歴史」を描いたとされる重要書。 モーセ亡き後、ユダヤ民族を率いたヨシュアを主人公に、エジプト脱出後、カナンの地にいかにしてイスラエルの民が定着したかを描く壮大なドラマ。それは「歴史」なのか、それとも「物語」なのか。人類史上に大きな影響を与えた本書を、ヘレニズム時代のユダヤ教文献学の第一人者が解き明かす。
女預言者デボラ、異教の祭壇を破壊したギデオン、そして怪力の勇士サムソン―― ヨシュア亡き後、教えに背いて異教を信じ、苦難に陥ったイスラエルの民を導いたのは「士師」とよばれる勇士たちだった。美術にも多大な影響を与えた物語群のギリシア語訳の二つの写本を併記。詳細な注を付した決定版。本邦初訳。
神に選ばれた王サウルの栄光と没落、そして、王国を統一した偉大なるダビデを描く 契約の箱がいっとき奪われ、周囲の民族との戦乱がつづいたイスラエルの民たちは、王を求めた。預言者サムエルは神の意志に従い、イスラエル最初の王を選んだ。しかし最初の王サウルは次第に神をないがしろにし、民の苦難はつづく。それに終止符をうったのは、次なる王にしてイスラエル王国を統一した偉大なる王ダビデであった。現代にも影響を与える古代ユダヤ史のギリシア語版、本邦初訳。
神なる王たちとイスラエルの民の王国の400年間にわたる衰退の歴史 ダビデは後継者にソロモンを指名した。ソロモンは王国の絶頂期をつくるが、王を戴いたイスラエルの民は、次第に「神こそが王のなかの王であり、地上の王はその代理に過ぎない」という考えを失い、そして王はついに神の意志に背きはじめる。イスラエルの民の歴史書、最終幕へ。
「歴史」とは何か。シリーズ完結! イスラエルの諸部族の起源から、ダビデ、ソロモン、そしてそれに続くユダ王国の王たちの事績を描き出し、歴史を継続した流れとして捉えた書。ギリシア語訳テクストは、ヘブライ語テクストとの違いも多く、聖書研究にとっても最重要の書の一つ、本邦初訳、歴史書シリーズ完結。