大モンゴル帝国成立前から受容されていたキリスト教。シャマニズムや仏教の影響下にあって、聖書はどのように翻訳され、改訂されてきたのか。
現代の翻訳理論を踏まえつつ、仏典翻訳との比較やモンゴルと日本の聖書翻訳者たちの実践を交え、〈多言語社会における聖書翻訳の営み〉を10名の執筆者が描き出す。モンゴルのキリスト教と、モンゴル語聖書翻訳の世界を多角的に紹介する初めての書!
【執筆者】