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日本文化と福音とが相互浸透的に影響を及ぼし合ってキリストの救いの意義をより一層鮮明にする。「地球規模的な神学」の構築に向けた意欲的著作。前篇の「ながれるおもい─キリスト教感性史の試み」(阿部仲麻呂)と後編の阿部仲麻呂・諏訪勝郎・髙橋勝幸各氏による「論考篇」からなる。
【目次より】
ながれるおもい――キリスト教感性史の試み 阿部仲麻呂
論考篇
Ⅰ. 阿部仲麻呂「ローマ・カトリック教会における霊的修養および徳を高める書物群について――11世紀から16世紀まで」
Ⅱ. 諏訪勝郎「アンテーロ・デ・ケンタルの風景――その生涯と思想にかんする哲学的考察」
Ⅲ. 諏訪勝郎「NIPPON――日本人とキリスト教に関する神学的カルチュラル・スタディーズ(神学的文化防衛論その序説)」
Ⅳ. 高橋勝幸「ハイデッガーの嘆き――何故、西洋の思想・言語は息苦しいか」
Ⅴ. 高橋勝幸「キリスト教は日本人に親しまれているか?――西田幾多郎の〈日本文化の問題〉から見て」