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1859年の開港に伴い、横浜にはヘボンやS・R・ブラウンなど、多くの宣教師が来日した。
日本においてキリスト教は長く禁教とされてきたが、まもなく伝道が許され、彼らは、和英辞書の編纂や聖書翻訳、教会の創立など、「異教の地」でさまざまな活動を展開した。
また、M・E・キダーを始めとする女性宣教師は、ミッション・スクールを創設して女子教育に大きく貢献した。
本書は、各ミッションの伝道本部やゆかりの教会、学校などに残る資料をもとに、横浜のキリスト教文化の基礎を築いた十一人のアメリカ人宣教師の足跡を紹介する。
[目次]
序章 横浜と近代日本のキリスト教
1 J・C・ヘボン──施療・辞書編纂・聖書翻訳
2 S・R・ブラウン──日中伝道の使者
3 J・H・バラ──日本基督公会の創設者
4 N・ブラウン──最初に新約聖書を翻訳
5 A・A・ベンネット──横浜バプテスト神学校を創設
6 M・E・キダー──フェリス女学院を創設
7 M・P・プライン/L・H・ピアソン/J・N・クロスビー──横浜共立学校の創立者
8 C・A・カンヴァース──捜真女学校の基礎を築く
9 O・ハジス──横浜英和女学校第八代校長