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▼東洋思想と西洋思想との「対話」をつくり出そうとしていた世界的なイスラーム学者、言語学者である故井筒俊彦(1914–1993)によるエッセイ集。初期のイスラーム研究、世界の言語、生い立ちや交流関係について綴った1939~1990年まで、70篇を収録。井筒俊彦入門に最適の一冊。
【目次】
第I章 回教学の黎明
ザマフシャリーの倫理観(一)――『黄金の頸飾』の研究
ザマフシャリーの倫理観(二)――『黄金の頸飾』の研究
アラビア文化の性格――アラビア人の眼
回教神秘主義哲学者 イブン・アラビーの存在論
回教に於ける啓示と理性
イスラム思想史
マホメット
アラビア科学・技術
マホメットとコーラン
コーランと千夜一夜物語
イスラームの二つの顔――時局的関心の次元を超えイスラームという宗教・文化の精神を把握するための方途を説く
序詞〔『イスラーム神秘主義におけるペルソナの理念』への〕
第II章 言葉と「コトバ」
トルコ語
アラビア語
ヒンドスターニー語
タミル語
記号活動としての言語
言語哲学としての真言
東洋思想
意味論序説――『民話の思想』の解説をかねて
第III章 「詩」と哲学
ぴろそぴあはいこおん――philosophia haik
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