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1997年に発表されたクローン羊「ドリー」の誕生は、キリスト教世界にも大きな衝撃をもたらした。
クローン技術は神の創造の業への脅威か?
「ヒトクローン」は許されるのか?
本書では遺伝子工学に対する現代神学の多様な立場を考察し、キリスト教的実在理解の本質―「神・人間・自然とは何か」―を問い直す。
キリスト教と生命科学の対話のすべてを1冊で通観!
[目次]
第1部 クローン羊と遺伝子
第1章 クローン羊の誕生
第2章 ドリーと「ドリー以上」
第2部 科学と神学と倫理
第3章 キリスト教徒分子生物学
第4章 「神を演じる」について
第3部 「神を演じる」をめぐる3つの立場と脱中心的人間
第5章 「神を演じてはならない」
第6章 「神を演じているのか」
第7章 「神を演じよう!」
第8章 ヒトクーロンと脱中心的人間