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東京・山谷のドヤ街に立ち上げた在宅型のホスピス「きぼうのいえ」。
金なし、コネなし、経験なし。
あるのは行き場をなくし、希望を失いかけているひとたちに、人生最後のひかりを見出してほしいという情熱だけ。
生きることと看取り、祈りと希望…。
庶民が建てた庶民のためのホスピス長屋の無謀な試みが、周囲の人を巻き込み、いつか大きな輪になった。
奮闘、ふれあい、気づき。
涙と笑いの8年間を生き生きと語る。
2010年01月21日日本経済新聞・朝刊「広告欄 」に掲載されました。