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かつてヨルダン社から刊行された名著(1989年)。
長らく入手困難になっていたが、このほど、待望のオンデマンド化。
十字架の逆説とは何か、贖罪論は新約思想の中心なのか-緻密な聖書の読みに支えられた、既成の教義への大胆な問題提起の書。
【目次より】
第一章 パウロの「十字架」理解
1節 佐竹明氏への批判的対論
2節 八木誠一氏への批判的対論
3節 パウロにおける「十字架」と「復活」
第二章 イエスの使信と十字架
1節 荒井献氏への批判的対論
2節 松永希久夫氏への批判的対論
3節 田川建三氏への批判的対論
第三章 「十字架の神学」をめぐる教義学との対話
1節 滝沢神学と史的イエス
2節 大木英夫氏、近藤勝彦氏、寺園喜基氏への批判的対論
第四章 結論に代えて
1節 キリスト教信仰の成立
2節 最初期キリスト教における信仰告白へのプロセス