商品詳細
タグ
説明
1982年、筆者はフランス、スペイン、ポルトガルの旅に出る。『街道』シリーズ初のヨーロッパ行で、日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザヴィエルの人生をたどってゆく。学んだパリ大学、イエズス会の結盟を誓ったモンマルトルの丘を訪ね、バスクの地へ。生誕地のザヴィエル城では自分を「オバケ」と呼ぶ修道士が現れる。濃厚なバスク人の世界に包まれてゆく。
【目次】
バスクとそのひとびと(カトリーヌ
カンドウ神父
ザヴィエルの右手
カルチェ・ラタンの青春
十六世紀の大学生
ロヨラの妖気
ザヴィエルの回心
夏の丘 ほか)