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『茶の本』は、一九〇六年、英文で刊行され、世界に大きな衝撃を与えた岡倉天心の代表作である。日本独自の文化である茶道を通して、東洋の美の根本理念を語る。さらに、東洋の美が、普遍的な霊性に貫かれていることを明らかにした。『茶の本』を、タゴール、ヴィヴェーカーナンダ、内村鑑三、井筒俊彦、山崎弁栄、九鬼周造ら人間の叡知を追究した東西の思想家との接点を探りながら読むことで、新たな天心像を提示する。
【目次】
第1章 岡倉天心とは誰か(不二一元の世界-ヴィヴェーカーナンダとの邂逅
天心の境涯と生涯
天心の言葉とコトバ)
第2章 『茶の本』を読む(茶道-美の宗教
茶-平和の使者
受肉する茶道
花と永遠
美の使徒・美の使命)
第3章 岡倉天心と東洋の霊性(霊性の宇宙-岡倉天心と山崎弁栄
さまざまなる「東洋」-岡倉天心と井筒俊彦
永遠の詩学-岡倉天心と九鬼周造)
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