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説明
旧約聖書はイスラエル・ユダヤ民族の波瀾万丈の歴史を記すが、そこで描かれるのはあくまで、後の時代に「信じられた」歴史である。
本書は最新の歴史的・考古学的研究の成果を盛り込み、イスラエル人のパレスチナ定着からローマのユダヤ征服に至るまでの聖書の記述の背後に、どのような「もう一つの」真実の歴史があったのかを明らかにする。
第1章 乳と蜜の流れる地
第2章 歴史と伝承
第3章 カナンの地におけるイスラエル民族の成立
第4章 王制の導入といわゆる統一王国の確立
第5章 王国分裂後のイスラエル王国とユダ王国
第6章 アッシリアの進出と南北両王国の運命
第7章 ユダ王国の滅亡とバビロン捕囚
第8章 ペルシアの支配
第9章 ヘレニズム時代
第10章 ハスモン王朝からヘロデ大王まで