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多くの人が犠牲となった震災と原発事故。私たちは、その壮大な悲しみに真摯に向き合ってきただろうか。失われた声に耳を傾け、言葉に命を与えてきただろうか。気鋭の批評家と福島を生きる注目の詩人が、生と死の意味、言葉の本質的な役割などをめぐり対話を重ねた。一年間におよんだ『東京新聞』(『中日新聞』ほか)の好評連載に、二人の書き下ろしエッセイを加えて一冊にまとめる。
【目次】
涙と死を受容するということ
不可視な涙に言葉を
投げ返される言葉の力
情愛と結びつく悲しみ
詩に宿したい「かなし」
詩は開かれた文学
人それぞれに宿る詩
リルケとの再会
生の息遣いを感じて書く
「いのちの証」の追究〔ほか〕
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