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「鹿鳴館の華」から「小さき友の一人」へ
障害児教育・福祉の母と言われる一近代女性の稀有な生き様
長い忘却の戦後のあと、前世紀の終盤にようやく筆子資料に光が当てられてきたとき、若き日の教職の場でくり広げられた女権拡張、男女同権といっためくるめくような社会的活動と、弱者への眼差しを持続した老年の歩みという二つの人生を歩んだ石井筆子の生涯が、近代日本女性史の中にトータルに位置づけられるとどうなるか。
(略)
筆子の知られざる前半生の空白部分を含めてフィクション化し、波瀾に富んだ生涯を評伝的に追及することによって本書は成立した。
(本書帯「あとがき」より)
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