商品詳細
タグ
説明
※店頭在庫限りの商品です。実店舗と併売しておりますので、売切れの際はご容赦くださいませ。
東日本大震災で肉親を、友を亡くした人びとの悲しみに、宗教はどう向き合うのか。死者と生者を取り結ぶ心の通路は、死者の無念と向き合い、その語りを聞き、死者を思ってひたすら哭く「祈り」によって開かれる-。悲しみを通して生の深層に辿り着く、あらゆる宗教の根源を考察する思索的エッセイ。
【目次】
1(神を呼ぼう
傷ついたメシアあるいは魂の傷について
死から始まる物語-「悲しみの知」へ)
2(黒い海の記憶
犠牲のシステムについて
宗教の力-"絆"再考
記憶の森-不幸を記憶するということ)
3(外典『マグダラのマリアによる福音書』の衝撃-十字架のないキリスト教
「マグダラのマリア」論によせて-山妣論の地平から
二一世紀の戦争と平和の宗教的構図-ホロコーストからイスラーモフォビアへ
現代社会と宗教-アメリカ型のキリスト教)
ご利用ガイド
