降誕セット・母子像

「降誕セット」とは  イエス・キリストの生誕場面を再現する人形飾りで、ヨーロッパではクリスマスになると教会に必ず置かれます。

1223年にアッシジのフランチェスコがグレッチオで始めたのが広まったきっかけと言われ、待降節になると教会だけではなく家庭でも、子どもたちと一緒に家庭で飾りつけをします。

降誕セットには、幼子イエスの他に、聖母マリア、聖ヨセフ、天使、羊飼い、ロバと雄牛などの家畜、そして東方からの占星術の学者たちが登場します。

これらの人形は、英語でcrib(クリブ)、フランス語でcrèche(クレッシュ)、ドイツ語Krippe(クリッペ)、イタリア語でpresepio(プレゼピオ),スペイン語でbelén(ベレン)と呼ばれていますが、これらの言葉はいずれも「秣桶(まぐさおけ)」のことで、生まれたばかりのイエス・キリストが寝かされた「飼い葉桶」(ルカ2:7)を意味しています。

このページで扱っている降誕セットは日本国内では珍しい、ドイツ・イタリア・フランス・イギリスからの輸入品で、教会・神学校だけでなく、幼稚園・保育園からお店・病院・ホテル・ご家庭まで幅広くお使い頂いております。