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月刊誌「聖書愛読」に寄稿した文章を中心に、学生社新書として刊行された『若き日の欧州記』を収録。
碩学の学問と信仰を伝える第3巻。
[目次]
1 真理を求める心
神学の科学性──聖書学を中心に
真理愛の拠点
諸学の系譜と真理愛──方法論の再検討
真理を求める心
学問と聖書
知性と理性を生かすもの──『三谷隆正全集』刊行にあたって
学ぶ喜びと生きる喜び──『三谷隆正全集』完結にあたって
三四郎池のほとり──戦争前夜の思い出
激動の中の静かな声
矢内原先生と聖書講義
聖書学と塚本先生──著作集刊行によって
2 古典の継承
古典の継承
西洋古典世界の現代性
古代の神話と現代の神話
内村精神と西洋古典
西洋的精神を探る──(学内から)受け継がれる古代への情熱
3 日常と聖書
聖書の民衆性
日本のキリスト教
再臨信仰と現代
霊感へのあこがれ
黙示と信仰
十字架のつまずき
クリスマスの記事の思想内容
聖書のなかのクリスマス
信徒の結婚
4 若き日の欧州記
序にかえて
戦前のハイデルベルク
ベルリンの半年
流れの深み──若き友に
「熱心試験」など
ザクセンの農家
空襲下のボン
学園の国際性と中立精神
スイスのある村
アルプスの麓のクリスマス
二つの国語の家庭
ユングフラウに登らざるの記
ジュネーヴ郊外の夏の夕
レマン湖畔の看護学校
ブスタ(草原帯)に生きる人々
オランダの印象
フィヨルドのみぎわ
フランスのうるおい
イギリス人とお茶
戦後のオクスフォード