説明
『使徒言行録』とパウロの手紙をもとに、パウロと出会い、精神的豊かさを見出し、パウロの生涯と思想を探る旅!
「パウロ タルソスから世界へ」3つの特徴
タルソス出身、ローマ市民権をもち、熱心なファリサイ派の教養あるユダヤ人パウロの生涯を再現。ダマスコ途上の出来事、ローマ帝国属州の町々での説教、協力者たちとの交流、教会の設立・・・・・・そして鎖につながれてローマに到着するまでのパウロの旅を追う。パウロはローまで2年間説教し、福音を証したのち、皇帝ネロの迫害の犠牲になった。
■パウロが宣教活動をした土地は、今日のイスラエル、シリア、レバノン、トルコ、クレタ、キプロス、バルカン南部、ギリシア、マルタ、ローマに広がっている。パウロが目にしたであろう風景、ゆかりの遺跡や記念碑を紹介。
■モザイク、ミニアチュール、フレスコ画、タペストリー、彫刻など、初公開も含むパウロを描いた聖画・聖像、多数の撮影に成功。カタコンブに残るパウロの最古の肖像、エフェソの「パウロの洞窟」で発見された6世紀のフレスコ画など、さまざまな時代の芸術家たちが腕を競った作品が見られる。
■聖書学者、歴史学者、考古学者へのインタビューが、パウロの思想、性格、彼の生きた環境やキリスト共同体の生活を浮かび上がらせている。
「パウロ タルソスから世界へ」目次
第1部 天からの一条の光 -タルソスからダマスコへ
第2部 バルナバ「徳の高い人」 -ダマスコからアンティオキアへ
第3部 「あなたがたへ福音を告げ知らせている」 -アンティオキアからデルベへ
第4部 「教会を力づけた」 -エルサレムからフィリピへ
第5部 「恐れるな。語り続けよ」 -テサロニケからアテネへ、コリントからエフェソへ
第6部 「わたしは皇帝に上訴します」 -コリントからカイサリアへ
第7部 「わたしは、戦いを立派に戦い抜いた」 -マルタからローマへ
脚本・監督:アルベルト・カステッラーニ
監修:ロマーノ・ペンナ(教皇庁立ラテラノ大学聖書学者)
ダニロ・マッツォレーニ(ローマ大学)
フレデリッヒ・フリッツィンガー(ウィーン大学古典考古学研究室)
撮影:マルチェロ・マゾン
リサーチ:アダ・ボネッローマリーノ・マウリン
コンピュータ・グラフィックス:ロレンツオ・ジャコミーニ
構成:ダリオ・ルイス
後援:イタリア司教協議会 コミュニケーションオフィス バチカン図書館
日本語翻訳:石野 澪子
日本語監修:ヨゼフ・ピタウ大司教
再生時間:210分+特典映像
音声:英語/日本語
色:カラー
枚数:1枚