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近代日本の成果と蹉跌を振り返り、キリスト教がそこで果たした役割を再考し、次なる時代の課題を考える。
5名の気鋭の論者が、家族制度や教育など多様な視点から課題に迫る。私たちはこの歴史から何を継承すべきか。多くの示唆に満ちた書。
※2018年に開催され大きな話題を呼んだ連続講演会の記録。
【目次】
第1章 ピューリタニズムと日本の共同体 梅津順一
第2章 日本の家族を支える法制度の変遷とキリスト教 棚村政行
第3章 社会改革的キリスト教の挑戦――賀川豊彦の場合 金井新二
第4章 近代日本におけるキリスト教学校教育 大西晴樹
第5章 近代日本におけるキリスト教と女性 小檜山ルイ